大久保嘉人、海外組と衝突? セルジオ越後氏がマル秘エピソード暴露「練習が中止に」

セレッソ大阪の元日本代表FW大久保嘉人【写真:Getty Images】
セレッソ大阪の元日本代表FW大久保嘉人【写真:Getty Images】

ブラジルW杯第1戦で敗れたあと、海外組と衝突して練習が急きょ中止に

 辛口批評で知られるサッカー解説者のセルジオ越後氏が、自身のYouTubeチャンネル「セルジオ越後チャンネル『蹴球越後屋』」を更新。元日本代表FW大久保嘉人(セレッソ大阪)を歴代Jリーグベストイレブンの1人に選出するとともに、ブラジル・ワールドカップ(W杯)でのマル秘エピソードを明かしている。

 C大阪でプロキャリアをスタートさせた大久保は、スペイン(マジョルカ)、ドイツ(ヴォルフスブルク)挑戦を挟みながらJリーグで得点を量産。2013年に加入し、計4年半在籍した川崎フロンターレでは、史上初の3年連続J1リーグ得点王(26点→18点→23点)に輝くなど、存在感を示した。

 越後氏は、最新コンテンツ「【絶賛!断言!】日本人最強FWは、大久保嘉人!」の中で、39歳となったストライカーに関して、「話を聞かない。負けず嫌い。攻撃の時にもそれが身体に染み込んでいる。喧嘩っ早い部分は決してお手本にできない。でも、それがストライカー。相手と戦いながらやっつける。そういう部分を持っている」と、本能的な闘争心がJ1リーグ通算191ゴールの礎になっていると見解を述べた。

 また、大久保のそんな強気な性格により、2014年のブラジルW杯で前代未聞の事態へと発展したとも振り返る。

「ブラジルW杯で(グループリーグ)1戦目に(コートジボワールに1-2で)負けたあとに、『まとまってないぞ!』とモメて海外組と衝突した。それで練習が中止になった。そのあと、仲良くなるためなのか閉じこもっていたが合宿所を抜けて、シュラスコをみんなで食べに行った」

 日本はコートジボワール戦、前半16分にMF本田圭佑(スドゥバ)のゴールで先制するも、後半19分からの3分間で2失点。大久保はその直後の同22分からFW大迫勇也(ヴィッセル神戸)に代わって途中出場したが、チームは逆転できずにそのまま1-2で敗れた。

 大久保の行動は、チームに檄を飛ばす意味もあったのかもしれない。越後氏も「彼はW杯に2回行っている。黙るタイプだったらこんなに点を取っていない。そういうところが大久保のエネルギーそのもの。僕はああいう選手は欠かせない選手だと思う」と、そのキャラクターも含めて大久保を高く評価していた。

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