ドルトムント、ハーランド“後釜探し”にスカウト30人動員 有力候補にユナイテッドFW?

ドルトムントがハーランドの後釜探しを本格化か【写真:AP】
ドルトムントがハーランドの後釜探しを本格化か【写真:AP】

マンUのマルシアルに注目も…最大72億円の移籍金は高すぎるか

 ドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドはビッグクラブがその動向に注目し、来夏の移籍市場での退団も噂されている。ドイツメディアによれば、マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表FWアンソニー・マルシアルがハーランドの後釜として浮上しているという。

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 ゴールを量産し、今やドルトムントには欠かせない存在となっているハーランドだが、その契約には放出条項が設定されており、来夏には7500万ユーロ(約98億円)から9000万ユーロ(約117億円)で移籍が可能になると言われている。そのためビッグクラブによる争奪戦は必至と見られている。

 注目されるのは、移籍が実現した際にドルトムントが後釜にどんな選手を据えるのかという点だ。ドイツのスポーツチャンネル「SPORT1」によれば、ドルトムントには30人のスカウトがいて、ハーランドの後継者探しにあたっている。そして、マンチェスター・ユナイテッドに所属する25歳のフランス代表FWマルシアルがターゲットの1人だと伝えられている。

 マルシアルは2015年にモナコからユナイテッドへ移籍。当時19歳だった同選手の移籍金は3600万ポンド(約55億円)で、当時サッカー界で最も高価なティーンエイジャーとなった。大きな期待をかけられた逸材だったが、現在はポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドやウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニらの後塵を拝する形で出場機会は限られているため、移籍の噂も絶えない。

 ただし、ユナイテッドはマルシアルの放出に5000万ユーロ(約65億円)から5500万ユーロ(約72億円)を要求すると見られている。これはドルトムントにとっては高すぎる金額であり、現時点ではドルトムント加入の可能性は薄いようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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