守田英正が明かすステップアップ移籍への思い 「島のクラブで迷惑をかけている」

日本代表MF守田英正【写真:Yukihito Taguchi】
日本代表MF守田英正【写真:Yukihito Taguchi】

サンタクララでリーグ戦に出場したことで、2日のオマーン戦出場の条件を満たせず

 森保一監督率いる日本代表は、7日にカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第2戦で中国と対戦する。所属するポルトガル1部サンタクララの試合に出場した関係で、コロナ禍の特例措置「3日前入国」ができずに2日のオマーン戦(0-1)を欠場したMF守田英正は、「自分が島のクラブで迷惑をかけていると思う」と話した。

 守田は現地時間8月29日に行われたリーグ第4節ジル・ヴィセンテFC戦(1-0)に、ボランチでフル出場。その影響もあり、コロナ禍の特例措置「3日前入国」ができずに日本には帰国しなかった。

 3日のオンライン会見では、2日夕方にカタール入りしたと話し、「時差は大丈夫です」と語った。

 その一方で、今夏にポルトガルからのステップアップ移籍も視野に入れていたと明かす

「このタイミングで移籍というのは、いち早くステップアップしたい気持ちがあり、そのつもりでいた。ただ、事情もあり結果的にできなかった。(今年3月25日の)韓国戦でチャーター機を用意してもらい、今回は出られずと、自分が島のクラブで迷惑をかけていると思うし、早くステップアップしたい気持ちがある。このタイミングでなくなったと思うので、冬に向けてクラブで活躍するだけだと思う」

 守田が所属するサンタクララは、ポルトガル領アゾレス諸島ポンタ・デルガダは島国のため、大都市に比べて移動の難しさが伴う点も踏まえて、ステップアップ移籍したい思いがあるという。

 オマーン戦でボランチとして先発したMF柴崎岳(レガネス)、MF遠藤航(シュツットガルト)は中盤を支配しきれなかった分、守田は出場機会が巡ってくれば「ピリっとさせたい」と意気込んでいた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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