リバプールの一員で居続けたい― 南野がゴール連発で示す“意欲”に英地元紙も注目

プレシーズンマッチで好調をアピールするMF南野拓実【写真:Getty Images】
プレシーズンマッチで好調をアピールするMF南野拓実【写真:Getty Images】

地元紙の選手採点では2ゴールのフィルミーノの「8」を上回る最高点の「9」の評価

 リバプールの日本代表MF南野拓実は、プレシーズンマッチでゴールを連発している。7月29日のヘルタ・ベルリン戦(3-4)、8月5日のボローニャ戦(3-0)に続き、9日のオサスナ戦(3-1)でも得点をマーク。英地元紙「リバプール・エコー」は、「この数週間で南野は、完全にレギュラーになるのは難しいとしても、先発になり得るポテンシャルがあるのではないかという議論を再燃させた」と伝えている。

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 ヘルタ・ベルリン戦、ボローニャ戦では、センターフォワードで先発した南野だが、オサスナ戦では左ウイングとして先発出場。前半14分には、ブラジル代表MFファビーニョからのパスを受けてボールを前進させると、左足でシュートを放った。このボールがDFに当たってゴールに決まり、オウンゴールを誘発する。その後、南野はブラジル代表FWフィルミーノの2ゴールにも絡む活躍を見せ、しっかりと存在感を示した。

「リバプール・エコー」紙は、「3トップのどの位置でもプレーできる南野だが、最も印象的なプレーを見せるのは左ウイングでプレーする時だ。問題は、このポジションは(セネガル代表FW)サディオ・マネ、そして(ポルトガル代表FW)ディオゴ・ジョッタが最も良いプレーを見せるポジションでもあることだ」と定位置争い言及。「いずれにせよ、南野は今後もアンフィールドの一員で居続けたいという意欲を示している」と、その活躍を報じている。

 今夏の移籍が報じられているイングランド人DFナサニエル・フィリップス、スイス代表MFジェルダン・シャキリが試合を欠場したのに対し、プレー時間を得て結果を出している南野。この試合の「リバプール・エコー」紙での採点では、フィルミーノの「8点」を超えるチーム最高得点の「9点」を付けられたが、リバプールのコーチングスタッフは、どのように評価をしているだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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