神戸イニエスタ、メッシ電撃退団へSNSで言及 「レオがいないバルサは想像つきません」

バルサ時代に共闘したメッシとイニエスタ【写真:Getty Images】
バルサ時代に共闘したメッシとイニエスタ【写真:Getty Images】

バルサ電撃退団のメッシへ、イニエスタが自らの思いを綴る

 ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが自身の公式インスタグラムを更新し、バルセロナを電撃退団したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシへのメッセージを投稿。バルサ時代に数々の栄光を勝ち取った盟友に対し、「レオがいないバルサ、またカンプ・ノウで違うユニフォームを着ているレオの姿は想像につきません」と、自身の思いを綴っている。

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 メッシは昨季限りで契約満了となり、書類上は7月1日から無所属になっていた。バルセロナとの契約延長へ合意することは既定路線と見られ、むしろ移籍へ向けた報道は一気に減少していた感もあったなか、クラブは5日、リーグ規定のサラリーキャップを満たせないために退団すると発表。バルセロナは、新戦力の登録ができない状況にあり、すでに契約の切れていたメッシは新戦力に該当するため、契約で合意しても、この金銭的な問題が解決しない限りは登録できなかった。

 メッシは、2004年にバルセロナでプロデビューを飾ってから、昨季までの17年間で公式戦778試合に出場し、672得点288アシストをマーク。圧倒的な攻撃力を持つクラブの絶対的エースとして活躍し、在籍期間中にはリーガ・エスパニョーラで10度、UEFAチャンピオンズリーグでは4度のタイトルなどをもたらしたほか、自らも歴代最多6回のバロンドールを受賞と、世界のトッププレーヤーへと成長を遂げた。

 バルセロナの象徴として君臨し続けてきただけに、今回の退団劇は全世界に衝撃を与えたなか、かつての盟友イニエスタもこの一報に反応。04年~18年までの14年間、バルサで数々の栄光を味わってきたメッシに対し、公式インスタグラム上でスペイン語と日本語でメッセージを投稿している。

「14年間一緒にいて、いろいろな経験を積み重ねてきました。素敵な時も大変な時も、ずっと一緒でした。レオがいないバルサ、またカンプ・ノウで違うユニフォームを着ているレオの姿は想像につきません。こんな時、レオとご家族の幸福を願います。これからも頑張れ、レオ! 一緒にプレーできてよかったです」

 投稿にはバルサ時代の2ショット写真3枚も添えられ、今後の新たな挑戦への健闘を祈ったイニエスタ。メッシがバルサに別れを告げる日が来たことを、イニエスタも驚きを隠せない様子だった。

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