トッテナム移籍加速? 冨安健洋、ゴール関与の活躍に英注目「中心的役割を果たした」
前半40分、左サイドからクロスを上げて堂安のゴールの起点となる
東京五輪に出場するU-24日本代表に名を連ねるDF冨安健洋は、ボローニャからトッテナムへの移籍が噂されている。英メディア「フットボール・ロンドン」は、12日に行われたホンジュラス戦(3-1)で見せた冨安の「新たな一面」に注目している。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
冨安は12日に行われた国際親善試合のU-24ホンジュラス戦で、DF吉田麻也とセンターバックコンビを組んで先発出場。1-0で迎えた前半40分にパスカットから攻撃参加すると、左サイドから右足でグラウンダーのクロスを供給。これをFW林大地が落とし、MF堂安律が右足で蹴り込んで追加点が生まれた。
この冨安のプレーについて、「フットボール・ロンドン」は「ヌーノ・エスピリト・サント監督に新たな一面を見せた」と見出しを打ち、「日本の2点目の場面で中心的な役割を果たし、ファイナルサードでの能力の高さを示した」と絶賛した。
トッテナムはセンターバックと右サイドバックが補強ポイントとなっており、冨安はその二つのポジションでプレーできるユーティリティー性をボローニャですでに証明済み。代表戦でも攻守両面で貢献できることを改めて示した。
冨安については、初めにイタリア国内のACミランやアタランタが興味を示していると報じられ、その後にトッテナムやアーセナルなどのプレミア勢が浮上してきた。しかし、移籍情報に精通するイタリア人ジャーナリスト、ファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、すでに移籍先はトッテナムとアタランタに絞られており、争奪戦をリードするのはトッテナムだとレポートしていた。
トッテナムは2000万ポンド(約30億円)以下で冨安の獲得を望んでいるというが、ボローニャと合意することはできるのか。今後の交渉の行方に注目だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)