「韓国を簡単に破った」 日本は“アジア最強”と中国紙が警戒「スターが多すぎる」

同じグループBに入った日本代表と中国代表【写真:Getty Images & ©JFA】
同じグループBに入った日本代表と中国代表【写真:Getty Images & ©JFA】

W杯アジア最終予選グループBで同居、中国紙は「アジアのトップチーム」と紹介

 2022年カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の組み合わせ抽選会が1日に行われ、7大会連続の本大会出場を目指す日本はグループBに入り、オーストラリア、サウジアラビア、中国、オマーン、ベトナムとの対戦が決まった。9月から来年3月にかけて10試合で争われるなか、第2節(9月7日/アウェー)と第7節(22年1月27日/ホーム)で対戦する中国メディアは、日本を「アジアのトップチーム」と紹介している。

 最終予選は9月2日に開幕し、来年3月29日の最終節までホーム&アウェー方式の10試合で争われる。アジアの出場枠は開催国カタールのほかに「4.5」で、各組上位2チームがW杯出場権を獲得。3位チームはプレーオフに回り、勝者が大陸間プレーオフに臨み最後の1枠を懸けて争う。国際サッカー連盟(FIFA)が発表したランキングでアジア最上位となり、イランとともにポット1に入った日本は、2018年ロシアW杯の最終予選でも戦った強豪オーストラリア、サウジアラビアとグループBで同居。そしてポット4からは、FWエウケソンらを帰化させて強化している中国が入った。

 2002年日韓W杯以来の出場を目指す中国にとって、ポット1の日本は“最強の敵”となっているようだ。中国のスポーツ紙「タイタン・スポーツ」は、抽選会後に同組の対戦国を特集。そのなかで日本について「アジアのトップチーム」と紹介し、2次予選で8戦全勝、46得点2失点と圧倒的な成績を収めたことを伝えている。

 また欧州組が中心となった選手層の厚さにも注目。メンバーの異なる2、3チームを編成してもアジアで十分に勝てるレベルにあるとし、一例として「ウォームアップマッチで韓国を簡単に破った」と3月の韓国戦(3-0)を引き合いに出している。MF南野拓実やMF堂安律、MF久保建英らの名前を列挙し、「スターが多すぎる」とも綴った同紙は、日本から勝ち点を奪うのは難しいと最大級の警戒を示していた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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