31歳ベイル、やはり今夏に引退? 「変化がない限りEURO後に発表」と現地紙報道

トッテナムへ期限付き移籍しているFWギャレス・ベイル【写真:ロイター通信】
トッテナムへ期限付き移籍しているFWギャレス・ベイル【写真:ロイター通信】

“フェイクニュース”の声がある一方、「マルカ」紙が再び報道

 レアル・マドリードからトッテナムへ期限付き移籍しているウェールズ代表FWギャレス・ベイルが、今夏の欧州選手権(EURO)後に引退を発表するとスペイン紙「マルカ」が報じている。引退はフェイクニュースとも伝えられていた一方で、再びスペインメディアでその話題が取り上げられている形だ。

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 ジネディーヌ・ジダン前監督の下で思うように出番が得られなかったベイルは、昨夏に古巣トッテナムへ期限付き移籍。序盤戦は怪我もあって出遅れたが、尻上がりに調子を上げて公式戦34試合で16得点3アシストをマークし、健在ぶりを示した。

 トッテナムとの期限付き移籍契約満了によって、ひとまずレアルに復帰することは確実だが、その後の動向について注目を集めているベイル。先月、EURO後に引退すると報道された件について、移籍情報に詳しいイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏はフェイクニュースだと伝えたが、スペイン紙「マルカ」は5日付けで新たに「ベイルは引退を検討している」と報じた。

 記事によれば、ベイルはやはり今夏での引退を考えており「何か変化がない限り、今夏の欧州選手権終了後に発表する」という。就任が決まったカルロ・アンチェロッティ新監督ともすでにコンタクトを取っているものの、記事では「(2人が)再び一緒に仕事をすることはないかもしれない」と指摘されている。

 ベイルは2013-14シーズンにアンチェロッティ監督の下、レアルのデシマ(10度目のUEFAチャンピオンズリーグ制覇)達成に貢献した。イタリア人指揮官の下で輝きを取り戻すとの期待は高まっているが、その期待とは裏腹に31歳の若さでスパイクを脱ぐことになるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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