アーセナルが232億円の巨額資金で今夏こそ大型補強!? ブンデス最強FW&新鋭MFに照準

レバンドフスキ&バイグル獲りへ、解任論浮上のベンゲル監督が財布の紐を緩めるか

 今季無冠に終わったアーセナルが、来季補強の目玉としてバイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レバンドスキとドルトムントのU-20ドイツ代表MFユリアン・バイグルの獲得に乗り出していることが明らかになった。英地元紙「デイリー・ミラー」が報じている。

 今季はリーグ優勝の千載一遇のチャンスを迎えながら、終盤戦に失速したアーセナルのアーセン・ベンゲル監督はプレミアリーグの放映権収入の高騰に伴い、1億5000万ポンド(約232億円)もの補強費を手にすることになるという。

 ワールドクラスのストライカーの必要性が指摘されながらも、その補強が実現できなかったフランス人の名将は、大きな批判にさらされている。解任論まで浮上する状況で、ついに財布の紐を緩める覚悟を決めた様子だ。

 来季からバイエルンと3年間契約を残しているレバンドフスキは、今季リーグ戦27ゴールでブンデスリーガ得点ランクで現在首位に立っている。欧州最強とも呼ばれる1トップには、レアル・マドリードも獲得に乗り出しているが、バイエルンからの移籍を決意した時には5000万ポンド(約78億円)のオファーを出し、争奪戦に参戦する方針だという。

 さらにドルトムントのアンカー役として、今季才能を開花させた20歳の新鋭バイグルもリストアップしているというアーセナルは、王座奪還に向けて、今夏ついに大型補強に打って出そうな勢いだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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