日本を相手に「守備陣が崩壊」 韓国メディア悲観「前半はシュートたった1本」

【写真:Getty Images】
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韓国戦で山根、鎌田、遠藤がゴール 韓国メディアは完敗に嘆き節

 日本代表は25日、国際親善試合で韓国代表と対戦。約10年ぶりの日韓戦をホームで迎えたなか、日本が3-0で勝利した。韓国メディアは「前半はシュートたった1本」「左サイドの逆襲から、守備陣が崩壊」と低調なパフォーマンスを憂いている。

 直近の直接対決においては、国内組のみで臨んだ2019年12月のE-1選手権(0-1で敗戦)以来となるが、欧州でプレーする選手も招集される日韓戦は、2011年8月の国際親善試合(3-0)以来、約10年ぶりとなった。右サイドバック(SB)のDF山根視来(川崎フロンターレ)は代表初招集で先発に名を連ねた一方、FW大迫勇也(ブレーメン)やMF鎌田大地(フランクフルト)ら欧州組も順当にスタメンに入った。

 試合は序盤から日本が主導権を握る。前半17分、ペナルティーエリア手前のこぼれ球に対し、大迫がバックヒールで前線にボールを送ると、抜け出した山根が右足の強烈なダイレクトシュートを叩き込み、デビュー弾を決めた。さらに同27分、大迫からパスを受けた鎌田がドリブルでペナルティーエリアに侵入すると、ボディーフェイントでシュートコースを生み出し、右足を一閃。ゴール左隅へと流し込んだ。

 対する韓国は、攻守において日本に圧倒される格好となった。韓国メディア「MT」は「前半はシュートたった1本。0-2でリードされたまま折り返す」と見出しを打ち、「前半38分のナ・サンホが唯一のシュートを記録した。日本は9本のシュートを放ち、2本を結果につなげた」と説明している。

 また、韓国メディア「dongA」は、1失点目について「守備陣が山根のゴールを成功させたようなもの」と指摘し、2失点目についても「左サイドの逆襲から、守備陣が崩壊し、鎌田が抜き去った後にネットを揺らした」と言及している。

 最大のライバル関係にある日本との対戦で、攻守ともに低調なパフォーマンスに、韓国メディアも憂いている様子だった。
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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