元英代表MF、アーセナルの“お粗末守備”を糾弾 「小学生」と名指しした5人は?

レドナップが酷評したアーセナルの5選手とは【写真:Getty Images】
レドナップが酷評したアーセナルの5選手とは【写真:Getty Images】

ティアニー、パーティ、ジャカ、マリ、守護神レノを名指しで酷評

 アーセナルは現地時間21日、プレミアリーグ第29節ウェストハム戦で3-3の引き分けに終わった。元イングランド代表MFジェイミー・レドナップ氏は、2失点目のプレーが子供のような貧弱なものだったと5選手を名指しで批判している。英紙「デイリー・スター」が伝えた。

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 アーセナルは前半15分にイングランド代表MFジェシー・リンガード、同17分にMFジャロッド・ボーウェンにゴールを許して2点のリードを奪われてしまう。前半32分にもチェコ代表MFトマーシュ・ソーチェクに決められ、苦しい展開となった。だが、同38分にオウンゴールで1点を返すと、後半16分にもオウンゴールで追加点。最後はフランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットの同点弾で追いつき、なんとか勝ち点「1」を手にした。

 ただ、この前半の3失点のうち、レドナップ氏は英衛星放送「スカイ・スポーツ」でボーウェンの2点目を糾弾している。アーセナルはペナルティーエリア手前でFKを献上すると、選手らがイングランド代表FWブカヨ・サカの審判への抗議に気を取られている隙にリンガードが素早くリスタート。エリア内でフリーのボーウェンにボールが渡り、ゴールを決められた。

「子供の頃、セットプレーの状況になった時に最初に学ぶのは、絶対にボールに背を向けないということ」

 レドナップ氏は、スコットランド代表DFキーラン・ティアニー、ガーナ代表MFトーマス・パーティ、スイス代表MFグラニト・ジャカ、スペイン人DFパブロ・マリ、ドイツ代表GKベルント・レノを名指しで苦言を呈している。

「ティアニー、パーティ、ジャカ、それにマリもボールを見ていないし、レノも正しいポジションにつけていない。あれはひどい。スクールボーイ(小学生)のやることだ。GKのプレーもお粗末だった」

 2015-16シーズン以降はリーグ5位以下に沈み続け、今季も9位(12勝6分11敗)と低空飛行のアーセナル。レドナップ氏の指摘する“隙”は、かつての名門の輝きを失わせている要因なのかもしれない。

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