恐怖克服で“壁下強化” 福岡MFの“寝転ぶ作戦”に脚光 「娘が驚いてた」

福岡MF田邉草民(※写真は昨シーズンのもの)【写真:Getty Images】
福岡MF田邉草民(※写真は昨シーズンのもの)【写真:Getty Images】

鹿島戦の後半33分、福岡MF田邉が壁7人のうしろに寝転んで壁下を強化

 アビスパ福岡は17日、本拠地でのJ1リーグ第5節で鹿島アントラーズを1-0で下し、15年ぶりに同カードで勝利を手にした。そのなかで、相手のFKを阻止すべく配置した“寝転ぶ壁”が注目を集めている。

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 試合は前半37分、鹿島のDF関川郁万がDF三國ケネディエブスに対して仕掛けたスライディングが危険プレーと判断されて一発退場。ホームの福岡は数的優位に立った。

 後半40分に途中出場のMF金森健志が決勝ゴールを挙げて、対鹿島に2006年10月以来の白星を手にするが、後半33分の攻防がJリーグ公式ツイッターで取り上げられている。

 ペナルティーアーク左でFKを献上した福岡は、ペナルティーエリア内に壁7人を並べ、加えてMF田邉草民が壁下へのシュート対策として寝転んで壁を作る。最終的に、鹿島FWエヴェラウドが蹴ったFKは壁に当たって跳ね返り、その後のピンチも全員の体を張った守備でしのいだシーンについて、「アビスパ福岡の壁に注目。壁の下を狙われないように寝転んで壁を強化します!!」と紹介。ファンからも反応のコメントが寄せられている。

「娘が驚いてました」
「寝転ぶのはよくあるけどキッカーに背を向けてたのか」
「草民の素晴らしい体幹」
「寝転ぶ役…恐いよね」

 海外リーグでは見受けられる頻度も高い“寝転ぶ壁”だが、Jリーグファンの目にはより斬新に映ったようだ。

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