ライン上でボールが止まる珍事再び! “持ってる”名古屋DFにJ公式注目「また出ない」

名古屋DF吉田豊(※写真は昨シーズンのもの)【写真:佐藤彰洋】
名古屋DF吉田豊(※写真は昨シーズンのもの)【写真:佐藤彰洋】

名古屋対札幌で珍事発生、コーナーフラッグに当たったボールを処理する吉田の姿が話題

 名古屋グランパスは、6日に行われた本拠地でのJ1リーグ第2節・北海道コンサドーレ札幌戦を1-0で制し、開幕2連勝を飾った。1点を争う緊迫した攻防が展開されたなか、立ち上がりの珍しいシーンが“デジャブ”として話題を呼んでいる。

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 0-0で推移した試合は後半37分、FWマテウスが右サイドで起点となり、ペナルティーエリア内のFW前田直輝へパスをつなぐ。前田はダブルタッチで相手を1人交わしてゴールライン際からマイナスのショートパスを送ると、ゴール前中央で相馬が合わせ、値千金の決勝ゴールが生まれた。

 1点を争う緊迫したゲームとなったが、立ち上がりに豊田スタジアムが沸くシーンがあった。前半6分、自陣ペナルティーエリア内でボール拾った元日本代表MF米本拓司がクリアを試みたが、札幌MF金子拓郎が足を出して阻止。ボールは右コーナーに向かって飛んだが、コーナーフラッグに当たってゴールライン上でストップする。これを左サイドバックのDF吉田豊が冷静に処理し、前線にロングフィードを送った。

 吉田は昨年11月、J1リーグ第27節・FC東京戦(1-0)で似たようなシチュエーションに直面している。この時は相手ボールがゴールラインを割るのを見守ろうとしたが、次第に勢いをなくし、ボールの端が完全にラインを割らない状態でストップ。まさかの事態に吉田は、後方にいた副審の様子を振り返って見るがフラッグは上がらず。一瞬、戸惑う様子を見せたことで場内も沸いたが、吉田はすぐにボールを前に運び前方へパスを供給していた。

 Jリーグ公式ツイッターで「Jリーグ名場面2020」にも認定されており、今回も「また『出ない』。昨シーズンもこんなシーンあったな。吉田豊選手が今回は冷静に対応しました」と紹介。ファンからは「今年も豊はおもしろい」「デジャブすぎてスタジアムで笑っちゃった」「持ってるな」といって声が上がり、注目を集めていた。

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