徳島「32選手の最新市場価格ランク」 レンタル&助っ人組の出来がJ1残留のポイント

昨季J2でチーム最多の17得点を挙げたFW垣田裕暉【写真:Getty Images】
昨季J2でチーム最多の17得点を挙げたFW垣田裕暉【写真:Getty Images】

新加入の外国籍MFクリスティアン・バトッキオとDFカカは今回のリスト外に

 2021年シーズンのJ1リーグがついに開幕した。今オフの移籍市場で各クラブが選手を入れ替えたことで、どれくらいの戦力を有し、20チームで争われる今季の勢力図がどのように変わったのかは多くのファンが気になるところだろう。それを見るうえで一つの目安となるのが、市場価格の合計額だ。

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 ドイツの移籍情報専門サイト「transfermarkt」が随時更新している市場価格は、選手たちの“推定移籍金”に近い意味を持っている。この市場価格を比較・分析しながら、今季開幕時のJ1リーグ各クラブがどれだけの戦力を抱えているかを考察していこう(※登録選手リストはクラブ公式サイトを参照)。

■徳島ヴォルティス(昨季J2 1位/25勝9分8敗)
選手市場価格総額:13億9999.5万円
チーム内最高額選手:垣田裕暉(1億1330万円)

 徳島ヴォルティスは昨シーズンにJ2優勝を果たし、J1昇格を決めた。2014年以来7年ぶりとなるJ1での目標は、クラブ史上初の残留になるだろう。リカルド・ロドリゲス監督が浦和レッズに引き抜かれる形となり、新たにレアル・マドリードの下部組織やギリシャのパナシナイコスでの指導歴があるスペイン人のダニエル・ポヤトス監督を招聘した。

 前監督が4年をかけて築いたポゼッションを重視するスタイルを、新監督がどのように継続、発展させていくかはポイントになる。新型コロナウイルスの影響で、シーズン開幕後も来日できていないだけに、大きな変化を加えることは難しいだろう。

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