レスターに主審の援護射撃はない!? 英紙がプレミアの誤審を検証、最も恩恵を受けるのは…

今季の誤審を列挙し、”恩恵組”と”被害者”の勝ち点を算出

 プレミアリーグ第34節のレスター対ウェストハム戦の終了間際、レスターにPKが与えられて2-2の引き分けに終わった。この判定を下した主審のジョナサン・モス氏に批判の声が高まっているが、英高級紙「デイリー・テレグラフ」では今季リーグ戦で起きた誤審を紹介。レスターも過去の試合で被害を受けていたと報じている。

 ウェストハム戦ではモス氏の不安定なジャッジに各方面から疑問の声が挙がり、イングランド代表の得点源として活躍したアラン・シアラー氏からも後半アディショナルタイムのPKを「100万年に一度もペナルティにはならない」と断言されている。

 この騒動を受けて、記事では昨年9月に行われたトットナム対マンチェスター・シティ戦での3ゴールはオフサイドだった点などの誤審を列記しているが、その“リスト”の中にはレスターの試合も含まれている。

 それは3月19日の第31節、クリスタル・パレス戦でのこと。ペナルティエリア内でのセットプレーの競り合いで、レスターの長身DFロベルト・フートに制空権を渡さないため、マーカーのスコット・ダンはフートのユニホームをインナーシャツが見えるほど引っ張り上げた。しかしこのプレーに関して、主審はPKの判定を下さなかった。レスターはこの試合を1-0で勝利したとはいえ、優位な判定を享受しているわけではなかった。

 

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