「どれだけ紙一重?」 ソン・フンミンの“際どいVAR判定”に英注目「足の爪だけでも…」

トッテナムFWソン・フンミン【写真:Getty Images】
トッテナムFWソン・フンミン【写真:Getty Images】

ソン・フンミンの先制点がオフサイド判定で取り消されたトッテナムは1-3で黒星

 トッテナムは現地時間28日、ホームでのプレミアリーグ第20節でリバプールに1-3と敗れた。韓国代表FWソン・フンミンは前半3分にネットを揺らしたが、微妙なオフサイドで取り消されたことを受け、英メディアは「どれだけ紙一重なのか?」と際どい判定に注目している。

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 公式戦8試合連続で無敗だったトッテナムは、昨季王者リバプールを迎え撃ったが、開始早々の前半3分に試合の命運を分ける決定的場面を迎える。ワンツーの連携に抜け出したソン・フンミンがドリブル突破でペナルティーエリア左に侵入し、ゴール左隅を撃ち抜いてネットを揺らした。

 しかし、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の確認が入ると、突破より前の場面でソン・フンミンがわずか数センチ分、左足がオフサイドラインに出ていたため、取り消しとなった。その後、前半アディショナルタイムに相手FWロベルト・フィルミーノに先制点を奪われて苦しい展開となり、最終的には1-3で敗れた。

 英メディア「GIVE ME SPORT」は「物議を醸すVARのルールがソン・フンミンの先制点を無効にした」と注目。「どれだけ紙一重なのか? リバプールにとっては大きな幸運だった」と説明した一方、「足の爪だけでもオフサイドで(取り消しされるのは)馬鹿げている。オフサイドのルール、要はVARの使用方法については、試合の有益性のためにも変更する必要がある」と際どすぎる判定であったと指摘している。

 オフサイドであったことには間違いないが、あまりに微妙な判定に関しては適応しない方針を導入するべきという意見は現地メディアでも着実に広がっている。

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