チェルシー、次期監督にライバルクラブ指揮官を引き抜きか “ランパード派”会長が好印象

レスターのロジャーズ監督とチェルシーのランパード監督【写真:AP】
レスターのロジャーズ監督とチェルシーのランパード監督【写真:AP】

低迷するランパード監督の“解任説”が浮上…“後釜”は?

 直近の公式戦8試合で5敗を喫するなど不振のチェルシーでは。フランク・ランパード監督の解任説が浮上している。ロマン・アブラモビッチ会長はランパード監督を支持してきたが、ここに来てライバルクラブの指揮官引き抜きの可能性が出てきたようだ。英紙「ミラー」が報じている。

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 ランパード監督は2019年夏に古巣チェルシーの監督に就任し、1年目にチームをUEFAチャンピオンズリーグ出場圏内の4位に導いた。昨夏には大型補強も行い、2季目のシーズンもさらなる飛躍が期待されたが、大きな壁に直面している。

 シーズン序盤から勝ちきれない試合も多かったなかで、昨年12月12日のエバートン戦(0-1)から直近のレスター戦(0-1/1月19日)までの8試合の成績は2勝1分5敗と大失速。トップ4争いから脱落し、現在暫定9位まで順位を落としている。

 そして、ランパード監督解任の噂がここ数日で一気に過熱。チェルシーのアブラモビッチ会長は現役時代からチェルシーに大きな貢献をしてきたランパード監督の成功を支持してきたが、最近の低迷を受けて危機感を募らせているようだ。

 ミラー紙によれば、チェルシーの首脳陣はレスターで指揮を執るブレンダン・ロジャーズ監督に好印象を抱いており、ランパード監督解任となった場合にその後任としてアプローチする可能性があるという。レスターは現在プレミアリーグで首位マンチェスター・ユナイテッドと勝点2差の3位につけている。

 リバプールやセルティックなどでの指揮経験を持つロジャーズ監督は過去にチェルシーのアカデミーで指導した経験がある。ロジャーズ監督自身は少なくとも今季終了後まで移籍について考えるつもりはないようだが、チェルシーは次期監督としてこの北アイルランド人指揮官に目をつけているようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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