「日本サッカーは世界の他国とは異なる」 ブラジル人GKが“Jリーグの難しさ”を告白

昨季J2で37試合に出場した東京VのGKマテウス【写真:Getty Images】
昨季J2で37試合に出場した東京VのGKマテウス【写真:Getty Images】

東京Vの正GKマテウス、母国メディアで日本サッカーの特徴に言及

 東京ヴェルディは2020年シーズンを12位で終える不本意な1年を過ごし、新型コロナウイルス感染拡大による経営難にも直面した。そんななか、昨年加入したブラジル人GKマテウスは1年目で37試合に出場し、正守護神として活躍した。そんななか、ブラジルメディアはマテウスのインタビューを実施。「日本サッカーは世界の他国とは異なる」と語っている。

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 昨年1月にフィゲイレンセから東京Vに加入したマテウスは、ブラジルの年代別代表に名を連ね、2013年にはA代表の親善試合にも招集されていた。自身初の国外移籍となったなか、加入1年目でJ2リーグ37試合に出場し、正GKとしての立場を確立。チームは12位に終わったが、ブラジルメディア「LANCE」のインタビューに応じ、独特な日本サッカーへの適応の難しさを語っている。

「個人的には非常に良いシーズンだった。ほぼすべての試合でプレーし、個人的なパフォーマンスもまずまずだったが、ピッチ内での適応はピッチ外より難しかった。日本サッカーは世界の他国とは異なる。この国の選手は非常に速いので、100%の時間を集中する必要がある」

 日本では90分間を通した集中力を求められる難しさがあると振り返ったうえで、「日本にはブラジル人GKがいない。記憶違いでなければ、僕だけだ(20年シーズンは清水エスパルスにネト・ヴォルピが在籍)。質の高いGKがたくさんいる国を代表することは大きな責任を伴う」と語っていた。来季もマテウスが、東京Vのキーマンになりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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