名古屋が元日本代表MF齋藤学の獲得を発表 地元・川崎に別れ「唯一悔しかったことは…」

名古屋グランパスへの移籍が決まった川崎フロンターレMF斎藤学【写真:高橋学】
名古屋グランパスへの移籍が決まった川崎フロンターレMF斎藤学【写真:高橋学】

今オフ積極補強の名古屋、30歳ドリブラーを完全移籍で獲得

 名古屋グランパスは9日、元日本代表MF齋藤学を川崎フロンターレから完全移籍で獲得したことを発表した。

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 30歳の齋藤は横浜F・マリノスの下部組織出身で、2008年に2種登録ながらJリーグデビュー。11年に期限付き移籍した愛媛FCでJ2リーグ36試合14得点の成績を残すと、その後は6シーズンにわたって横浜FMで活躍した。18年に出身地である川崎へ移籍すると、二度のJ1リーグ制覇に貢献。20年シーズンも25試合1得点の成績を残した。

 今オフでの移籍について、川崎を通じてコメントを発表した齋藤は、「川崎フロンターレで過ごした3年間は本当に幸せな時間でした。昨シーズンも優勝を経験させてもらえました」としたうえで、「唯一悔しかったことは、みなさんの期待以上のプレーと結果をお返しできなかったことです。ですが、悔しい思いをしていた時もいつもサポーターのみなさんからは全力の応援で背中を押してもらいました。本当に心強く、ありがたかったです。言葉にすることができない感謝がフロンターレに関わるすべてのみなさんにあります」と、個人として思うような結果を手にできなかったとの思いを明かした。

 一方、新天地となる名古屋を通じて「名古屋グランパスの一員として新たな挑戦ができることを嬉しく思います。チームのために情熱を持って日々チャレンジしていきます」とのコメントを発表。Jリーグ屈指のドリブラーは、今オフにセレッソ大阪から元日本代表FW柿谷曜一朗、浦和レッズから元日本代表MF長澤和輝など積極補強を進めてきた名古屋での活躍を誓っている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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