移籍報道“過熱”の久保、古巣マジョルカ幹部が復帰を熱望 現地報道「常に可能性の扉が…」

ビジャレアルMF久保建英【写真:Getty Images】
ビジャレアルMF久保建英【写真:Getty Images】

2試合連続で出番なしの久保について古巣マジョルカ幹部が言及 

 ビジャレアルに所属する日本代表MF久保建英は現地時間22日、リーガ・エスパニョーラ第15節アスレティック・ビルバオ戦(1-1)で2試合連続出番なしに終わった。スペイン紙は前所属の2部マジョルカが復帰を熱望していると報じている。

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 今季レアル・マドリードからビジャレアルに期限付き移籍している久保は、前節のオサスナ戦(3-1)では今季初めて出場機会が巡ってこなかったが、中2日で迎えたビルバオ戦もベンチスタート。だが、久保に出番が訪れることはなく、過密日程にもかかわらず、2試合連続で出場なしに終わった。立場が危うい状況になりつつあるなか、スペイン紙「ラ・ラソン」は「2部チームの1チームがクボを迎える可能性について『開かれている』姿勢を表明」と見出しを打って、マジョルカが久保の復帰を熱望していると綴っている。

 久保は昨季、マジョルカで35試合4ゴール4アシストをマーク。リーガ1年目で結果を残した。現在は2部に降格したマジョルカだが、同紙によると、マジョルカのCFO(最高財務責任者)を務めるアルフォンソ・ディアス氏、ディレクターのパブロ・オルティス氏は冬の移籍市場について言及。現時点では、2部2位につけており、オルティス氏は「現状で我々は選手の加入も退団の必要性もない」と前置きしながらも、久保の復帰については望んでいるという。

「可能性のある補強、ビジャレアルで出場時間が少ない日本人選手タケフサ・クボの復帰について、サッカーディレクターはチームのレベルアップに対して『常に』可能性の扉が開かれているとした」

 だが、オルティス氏は実現の可能性を客観的に見ているようで、「(日本人選手は)彼の頭には別のプランがある」と、久保次第であることを強調した。前節オサスナ戦後に、1月の移籍市場での退団報道が浮上していた久保。ビルバオ戦で2試合連続の出番なしに終わったことに加えて、レンタル打ち切り報道は今後さらに過熱するかもしれない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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