チェルシーの歴代12監督を英紙が“格付け” 確かな実績を残した首位…ランパードは何位?

チェルシーの歴代12監督に選出された現、過去の監督【写真:AP】
チェルシーの歴代12監督に選出された現、過去の監督【写真:AP】

オーナー就任1000試合を記念…チェルシーの歴代12監督をランキング形式で公開

 プレミアリーグのチェルシーは2003年にロシア人大富豪のロマン・アブラモビッチ氏に買収され、2012年にはUEFAのチャンピオンズリーグ(CL)で初制覇を成し遂げた。現地時間29日に行われるプレミアリーグ第10節トッテナム戦でアブラモビッチ体制1000試合目を迎えるなか、英紙「デイリー・ミラー」は同体制でチェルシーを率いた歴代12監督をランキング形式で公開している。

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 アブラモビッチ氏がオーナーとなってから約17年。チェルシーはその間に監督交代を繰り返し、12人の指揮官がチームを率いてきた。

 「デイリー・ミラー」紙はタイトル獲得数や勝率などを基準に12人の指揮官を格付け。そこで1位に選出されたのはアブラモビッチ体制でチェルシーを2度にわたって指揮したジョゼ・モウリーニョ監督(現トッテナム)だ。

 この”スペシャル・ワン”は2004年から07年の第1次政権にプレミアリーグを2度、FAカップを1度、リーグカップを2度制覇。2013年から15年までの第2次政権でもプレミアリーグとリーグカップの二冠を達成するなど確かな実績を残した。目まぐるしく監督が変わっているなかで、通算での在任期間が最も長く、勝率も全体で3位の63.6%を記録した。

 モウリーニョ監督に続く2位はイタリア人名将のカルロ・アンチェロッティ監督(現エバートン)。ACミランやレアル・マドリード、バイエルン・ミュンヘンなど多くのビッグクラブを渡り歩いた同監督は、2009年から2011年までの2シーズンでチェルシーを指揮。プレミアリーグ、FAカップ、コミュニティー・シールドのタイトルを1度ずつ獲得し、65.1%と高い勝率を残した。

 3位は2016年から2018年までブルーズを率いたこちらもイタリア人のアントニオ・コンテ監督(現インテル)。フロントスタッフとの衝突などが伝えられて退団したが、16-17シーズンにプレミアリーグ、17-18シーズンにFAカップでそれぞれ優勝。勝率はアンチェロッティ監督と同じ65.1%を記録した。

 現チームを率いるフランク・ランパード監督は4位にランクイン。現時点での勝率は54.3%と決して高くはないが、1年目にベルギー代表MFエデン・アザール(現レアル・マドリード)の退団とFIFAからの補強禁止処分があったなかでFAカップ決勝進出と、プレミアでのトップ4入りを高く評価されている。

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