久保の現ライバルがレアル入り? ビジャレアルMFの移籍浮上に海外注目「入札準備が完了」

レアル戦で途中出場のビジャレアルMFチェクウェゼ【写真:Getty Images】
レアル戦で途中出場のビジャレアルMFチェクウェゼ【写真:Getty Images】

久保建英とポジションを争う21歳チェクウェゼにレアル移籍の可能性

 ビジャレアルは現地時間21日、リーガ・エスパニョーラ第10節でレアル・マドリードと対戦し、1-1で引き分けた。途中出場のナイジェリア代表MFサムエル・チェクウェゼがPKを獲得し同点弾に貢献したが、海外メディアは「レアル、チェクウェゼの入札準備が完了」と見出しを打ち、レアルが獲得に関心を寄せていると報じている。

 日本代表MF久保建英は、保有元との直接対決でベンチスタート。試合は開始早々の前半2分にレアルFWマリアーノ・ディアスに先制点を奪われる展開になる。しかし、後半16分にチェクウェゼが投入されると、流れは一気にビジャレアルへと傾き、同31分にペナルティーエリア左へと侵入したチェクウェゼが倒されてPKを獲得。これをスペイン代表FWジェラール・モレノが決めて同点としている。

 チェクウェゼは途中出場で強烈な存在感を放った。英メディア「90 min」は「レアル、チェクウェゼの入札準備が完了」と見出しを打ち、「チェクウェゼはプレミアリーグのクラブからたくさんのラブコールを受けているが、レアルが関心を示した最新のチームだ」と、レアルがチェクウェゼ獲得に乗り出す可能性を伝えている。

 記事では、チェクウェゼを「21歳のナイジェリア人はリーガで最もエキサイティングな若き才能」と表現。「ビジャレアルは8000万ポンド(約111億円)のリリース条項を求めると指摘しているが、アーセナルにレンタル中のセバージョスやブラジル人のレイニエルを組み込むオプションを提案することで、取引を緩くすることができる」と指摘している。

 チェクウェゼは右サイドを主戦場としており、今季はビジャレアルで久保と熾烈なポジション争いを繰り広げている。レアル移籍が実現することになれば、将来“白い巨人”でも鎬を削ることになるかもしれない。

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