マンU解任秒読みのファン・ハールに救いの手? 母国オランダ協会が技術委員長のポスト準備

オランダ代表が差し出した救いの手

 オールド・トラッフォードからの追放が既定路線となったファン・ハール監督に、母国オランダが救いの手を差し出す準備を整えている。記事によると、EURO2016予選でまさかの敗退を喫したオランダ代表は、テクニカル・ディレクターとして64歳の名将を招くことで、復権を図る目論見だという。代表チーム強化の青写真を百戦錬磨の戦略家に託すつもりだという。

 ファン・ハール監督は2014年に開催されたブラジルW杯で前回王者スペインを5-1で下すサプライズを巻き起こし、最終的にチームを3位に導いた。イングランドでは奇矯な言動で、メディアやサポーターから辛辣な言葉を投げ掛けられることの多いオランダ人指揮官は夫人との時間を増やしたい希望を明らかにしていた。母国オランダでオレンジ軍団再建に尽力することになるかもしれない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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