「仕事ぶりには満足している」 エメリ監督、久保建英と“チームプラン”の共存を主張

ビジャレアルMF久保(手前)とエメリ監督(左後方)【写真:Getty Images】
ビジャレアルMF久保(手前)とエメリ監督(左後方)【写真:Getty Images】

リーグ開幕6試合はベンチスタートも徐々に出場機会を増やし、次節は強豪レアルと対戦

 ビジャレアルの日本代表MF久保建英はスペイン2年目の今季、リーガ・エスパニョーラの強豪で激しいポジション争いを戦っている。ベンチスタート続きだった序盤戦から、徐々に出場機会を伸ばしているが、ウナイ・エメリ監督は「クボにはプロセスがある」と語った。スペイン紙「マルカ」が報じている。

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 久保は2019年夏にFC東京と契約満了になり、世界的な名門レアル・マドリードと契約。移籍1年目はマジョルカにレンタルとなり、リーグ戦35試合4得点4アシストを記録した。チームは2部に降格したなか、昨季リーガ5位のビジャレアルへの期限付き移籍が決まった。

 リーグ開幕6試合連続でベンチスタートだったなか、UEFAヨーロッパリーグのグループステージ初戦で1得点2アシストを挙げてアピールすると、スタメン起用も増え始め、徐々に出場時間を伸ばしている。

 11月の日本代表活動を終え、21日にリーガ第10節でレアルと対戦予定。目に見える結果を残せれば、ポジション争いでチャンスが生まれるだけでなく、保有権を持つレアルに対しても大きなアピールとなる。そのなかで、エメリ監督はあくまで“プロセス”の重要性を説いた。

「クボにはプロセスがある。一方にビジャレアルの道、もう一方にクボの道がある。そしてビジャレアルがクボの成長によるメリットを得るよう、並行してクボがビジャレアルからメリットを得るよう誰もが望んでいる。彼は我々とともにヨーロッパでデビューし、常に責任感とチームへの関わりを示している。日々、彼と彼の仕事ぶりに私はとても満足している」

 エメリ監督は久保への信頼を口にし続けてきたが、しっかりとプレー時間を勝ち取りたいところだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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