ユーベとマンUが「僕を欲しがっていた」 メキシコ代表FW、今夏“打診”があったと告白

メキシコ代表FWラウール・ヒメネス【写真:Getty Images】
メキシコ代表FWラウール・ヒメネス【写真:Getty Images】

日本と対戦するFWヒメネス、今夏移籍の噂に言及 「合意には至らなかった」

 日本代表と対戦するメキシコ代表のエースFWラウール・ヒメネス(ウォルバーハンプトン)が、今夏の移籍マーケットで欧州屈指のメガクラブであるユベントスとマンチェスター・ユナイテッドからアプローチがあったことを認めた。

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 2012年のロンドン五輪金メダルメンバーのヒメネスは、昨季プレミアリーグ38試合で17得点をマーク。カップ戦も含めると公式戦55試合で27得点とゴールを量産。その活躍により、ビッグクラブへの移籍の噂が過熱していた。

 最終的にはウォルバーハンプトンに残留することを選んだが、ヒメネスは2つのクラブからアプローチがあったことを明かしている。アメリカのスペイン語スポーツチャンネル「TUDN」で、次のように語っている。

「ある日、目を覚ますとユベントスが僕を欲しがっていた。そして別の日にはマンチェスター・ユナイテッドが僕を欲しがっていた。彼らからアプローチがあったことは知っている。だけど合意には至らなかったし、進展することもなかった。僕はウルブスで満足している」

 29歳の点取り屋はユベントスとユナイテッドからの関心を認めているが、ウォルバーハンプトンでのプレーに満足し、移籍の必要性はないと感じているという。

「今回は(移籍は)実現しなかった。もし何かのタイミングで移籍が実現するとしても、それは僕やウルブス、そして私が加入するクラブすべてにとってベストでなければならない。しかし、僕はウルブスでの生活に満足しているし、重要な選手だと考えてもらえているんだ」

 ウォルバーハンプトンは2018年にプレミアリーグに昇格し、2シーズン連続7位と快進撃を続けている。そのなかでヒメネスは2年連続チーム内得点王となるなど、ビッグクラブからの関心も納得のパフォーマンスを継続している。

 そしてヒメネスはメキシコ代表でもFWイルビング・ロサーノ(ナポリ)とともに攻撃を牽引する存在。17日に国際親善試合で対戦する日本代表にとって、最も脅威となる選手の1人となることは間違いないだろう。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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