現地時間18日に久保はバレンシア戦、伊東はシャルルロワ戦でプロ初退場を経験

　ビジャレアルの日本代表MF久保建英は、現地時間18日のラ・リーガ第6節バレンシア戦（2-1）に途中出場したが、不運な判定もあってイエローカード2枚でプロ初退場を喫した。一方で、日本代表の同僚であるヘンクの日本代表MF伊東純也も同日のリーグ第9節シャルルロワ戦（2-1）で警告2枚により初退場。2人はインスタグラムで「切り替えてがんばろぜ」「切り替えるしかないですね」と鼓舞し合っている。

　先に、インスタグラムのストーリー（24時間で自動削除される写真・動画）に投稿を行ったのは伊東だった。18日のシャルルロワ戦で前半25分に先制点をアシストするも、その3分後に1枚目のイエローカードを受けると、勝ち越して迎えた後半37分にはカウンターを仕掛けて球際に飛び込んだ時に相手選手の顔面を蹴る形になり、2枚目のイエローカードで無念の退場となった。

「初めての退場かな。チームが勝ったから良しとしよう。納得いかんけど、こーゆう事もあるよね」

　この伊東の投稿に、「俺も初めてっす」と返信したのが久保だ。19歳のレフティーは、後半19分からピッチに立つと、スペイン代表MFダニエル・パレホの勝ち越しミドル弾に絡んだが、同アディショナルタイムにスライディングに行った際に相手の足を引っかけてしまい、この日2枚目のイエローカードを受けて退場処分となってしまった。

　日本代表のオランダ遠征でも同僚だった2人が、奇しくも同日にプロ初退場。無念さを滲ませつつも、挽回を誓い合っている。

「まさかの同じ日に初退場。切り替えてがんばろぜ」（伊東）
「切り替えるしかないですね」（久保）

　再びピッチに立った際の2人のエネルギッシュなプレーに期待したいところだ。