グアルディオラの戦術は「つまらない」 “鬼軍曹”マガトが酷評「メッシなしでは…」

マンチェスター・シティのグアルディオラ監督とフェリックス・マガト氏【写真:AP & Getty Images】
マンチェスター・シティのグアルディオラ監督とフェリックス・マガト氏【写真:AP & Getty Images】

バルサ時代の戦術“ティキ・タカ”に疑問符 「最高のチームであれば必要ない」

 かつてバイエルン・ミュンヘンなどを指揮したフェリックス・マガト氏が、ショートパスを素早くつないで相手のゴールに向かうスタイル「ティキ・タカ」をつまらないと一刀両断。ジョゼップ・グアルディオラ監督(現マンチェスター・シティ監督)はかつて、このティキ・タカを主戦術としバルセロナに多くのトロフィーをもたらしたが、この成功はアルゼンチン代表FWリオネル・メッシなしでは成し遂げられなかったと語っている。英紙「デイリー・メール」が報じた。

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 グアルディオラ監督は2008-09シーズンにバルセロナのBチームからトップチームの指揮官に昇格すると、就任1年目でいきなりスペインのクラブ史上初となる3冠を達成。バルセロナでは、計3回のリーガ・エスパニョーラ制覇や2度のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝など、数々のタイトルを獲得した。

 13年から指揮したバイエルンでもブンデスリーガ3連覇や二度のDFBポカール優勝など成功を収め、現在のマンチェスター・シティでも17-18シーズンには史上最多勝ち点でプレミアリーグを制覇するなど、イングランドでも結果を残しているが、CLに関して言えばバルセロナを離れて以降、一度も決勝まで辿り着いていない。

 その厳しい指導法から“鬼軍曹”の異名で知られるマガト氏は、ドイツ誌「シュポルト・ビルト」のインタビューで、グアルディオラ監督がバルセロナを指揮した時代にメインの戦術としていた“ティキ・タカ”について、「相手よりも優れたテクニックを持つ選手がいなければ機能しない。観客にとっては、私からすれば“ボールの保持”はつまらないし、最高のチームであればあまり必要ない」と酷評した。

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