ハメスは「すでにプレミアリーグを席巻」 新天地での活躍を英絶賛「世紀のお買い得品」

エバートン移籍後、好調を維持するMFハメス・ロドリゲス【写真:AP】
エバートン移籍後、好調を維持するMFハメス・ロドリゲス【写真:AP】

フリートランスファーでエバートンに加入し、3得点2アシストとチームを牽引

 コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスは今夏にレアル・マドリードからエバートンに移籍すると、早くも3ゴールを決める活躍でプレミアリーグ開幕4連勝に大きく貢献している。イングランドメディアでは「世紀のお買い得品になる」と絶賛されている。

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 2014年に加入したレアル・マドリードでは浮き沈みの激しいキャリアを送ったハメス。ジネディーヌ・ジダン監督の下では出場機会が限られたこともあって去就が注目されていたなか、レアルとバイエルン・ミュンヘンの両方で指導を受けたカルロ・アンチェロッティ監督率いるエバートンへの移籍を選んだ。

 マージーサイドに新天地を求めたコロンビア代表MFはデビュー2試合目の第2節ウェスト・ブロム戦(5-2)で移籍後初ゴールを含む1得点1アシストを決めると、4節ブライトン戦でも2得点1アシストを記録。開幕4連勝で現在首位を走るチームを力強く牽引している。

 その活躍を受け、英スポーツサイト「スポーティング・ライフ」は今回の移籍ウィンドウにおけるプレミアリーグのベスト補強5人の1人にハメスを選出。「序盤の調子を維持すれば(ハメスは)世紀のお買い得品になるかもしれない」と絶賛されている。

 ハメスの移籍に関して、当初は移籍金が約30億円とも伝えられていた一方で、同選手が2008年から2010年まで所属していたアルゼンチンのバンフィエルドが移籍金発生時に支払われるはずの連帯貢献金がなかったことから、ハメスはフリートランスファーでエバートンへ移籍したと声明で明かしていた。

 開幕4試合で3得点2アシストのハメスがゼロ円移籍だったとなれば、エバートンにとってはこれ以上ないほど“お買い得補強”となったことは間違いない。

「スポーティング・ライフ」でハメスが「世紀のお買い得品」と称されたことをスペイン大手紙「マルカ」もレポート。同紙はさらに「ハメス・ロドリゲスがエバートンのカルロ・アンチェロッティの下で働き始めてまだたったの30日だが、彼はすでにプレミアリーグを席巻している」とその圧倒的なインパクトを報じている。

 9月度のプレミアリーグ月間最優秀選手賞にもノミネートされているハメス。初挑戦のイングランドで、そして恩師アンチェロッティ監督の教えの下で水を得た魚のように躍動している。

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