ベイル、トッテナム移籍決断の理由はモウリーニョ監督と断言 「彼は完璧な存在」

FWギャレス・ベイル(左)とジョゼ・モウリーニョ監督【写真:AP】
FWギャレス・ベイル(左)とジョゼ・モウリーニョ監督【写真:AP】

7年ぶりのトッテナム復帰 モウリーニョ監督と起用法について話したことも明かす

 レアル・マドリードからトッテナムへの加入が決まったウェールズ代表FWギャレス・ベイルが、移籍の決め手となったのはジョゼ・モウリーニョ監督の存在だったと英衛星放送局「BTスポーツ」で明かした。移籍決定後初のインタビューで、タイトル獲得への意気込みも語っている。

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 昨夏には中国行き、今夏もマンチェスター・ユナイテッドなど新天地へ渡る可能性が再三報じられていたなかで、ベイルは2013年までプレーしていた古巣への加入を選択。7年ぶりにイングランドの首都ロンドンへと戻ってきた。

 復活を期す31歳のレフティーは、移籍の決め手となった存在としてモウリーニョ監督の存在を挙げている。「BTスポーツ」で次のように語ったという。

「彼(モウリーニョ)はいくつか僕をプレーさせたいポジションについて話してくれた。僕はそれに満足している。彼はここに戻ってくる大きな理由だった。彼は有名な監督で、勝者だからね」

 モウリーニョ監督はレアル・マドリード時代にもベイル獲得を望んでいたことを明かしている。モウリーニョ監督は2010年から13年6月までレアルを率いた一方、ベイルは13年9月にモウリーニョと入れ違いでレアルに加入していた。指揮官の思いが、7年越しに実現した格好だ。

 ベイルは「彼(モウリーニョ)はトッテナムにとって完璧な存在」と称し、「僕らにはトロフィーが必要だ。そして彼は誰よりもタイトルを取る方法を知っている」と“スペシャル・ワン”の下でのタイトル獲得に意欲を燃やしていた。

 近年レアルでは出番を失っていたベイルだが、UEFAチャンピオンズリーグ優勝4度など世界でも指折りの実績を誇る。名将モウリーニョの下、そしてブレイクのきっかけをつかんだ思い入れのあるトッテナムでかつての輝きを取り戻すことはできるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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