フランス1部スタッド・ブレストのFWカルドナが決めたスーパーゴールに海外注目

　13日に行われたフランス1部リーグ第3節ディジョン対スタッド・ブレストの一戦で漫画級のスーパーゴールが生まれ、海外メディアは日本の人気漫画「キャプテン翼」を引き合いに出し、「大空翼？」「伝説的な日本アニメの愛好者は幼少期を思い出した」と称えている。

　注目を集めているのは、スタッド・ブレストに所属する23歳のフランス人FWイルバン・カルドナの鮮やかな一撃だ。

　ディジョン戦で1-0とリードして迎えた後半アディショナル5分、スタッド・ブレストが左サイドを打開してクロスを供給。ファーサイドで反応したカルドナは左足で踏み切ってジャンプすると、空中でそのままの体勢を維持しながら右足を振り抜いてネットを揺らした。

　スペイン紙「マルカ」メキシコ版の公式ツイッターは、カルドナのプレーを「キャプテン翼」の主人公に重ね合わせ、「オリベル・アトム（大空翼）？」と驚きを露わにしている。また同メディアは「伝説的な日本アニメの愛好者たちは今週、ディジョンとスタッド・ブレストの一戦で起きたことを見て幼年期を思い出した」と記し、次のように続けている。

「ブレストの2点目が決まって勝敗が決した。衝撃的だったのは95分のイルバン・カルドナのゴールだ。フランスのアタッカーは、左からのクロスに対して相手陣内に入り込み、強烈なボレーでネットを揺らした」

　滞空時間の長いジャンプから空中で右足を振り抜く姿は、漫画を思わせるようなワンシーンとなり、海外メディアも衝撃を受けていた。