元鳥栖FWトーレス、日本は「本当に楽しかった」 絶賛する「あり得ない経験」とは?

2019年途中までサガン鳥栖でプレーをしたFWフェルナンド・トーレス【写真:安藤 隆】
2019年途中までサガン鳥栖でプレーをしたFWフェルナンド・トーレス【写真:安藤 隆】

Jリーグで引退したトーレスが日本時代に言及 「素晴らしい1年だったよ」

 2019年シーズンの途中にJリーグで現役生活に幕を下ろした元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスが、日本時代を「スペインでは、あり得ないような経験だった。本当に楽しかった」と振り返っている。スペイン紙「エル・ムンド」が伝えた。

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 アトレティコ・マドリード下部組織のトーレスは、若くしてトップチームで頭角を現すと、リバプールを皮切りに、チェルシー、ACミランなどでもプレー。スペイン代表の一員として2010年南アフリカ・ワールドカップ制覇にも大きく貢献した。

2018年夏からJ1サガン鳥栖に移籍すると、同年はリーグ戦17試合3ゴールをマーク。翌シーズンは18試合2ゴールの結果を残していたが、シーズン途中に引退を決断し、現役生活に別れを告げた。

 そんなトーレスのドキュメンタリー「Fernando Torres – The Last Symbol」がAmazonプライムで配信されるなか、スペイン紙「エル・ムンド」が一部を紹介。そのなかでJリーグ移籍、日本での生活について触れている。

「家族のためになるような、まったく違う経験をしたいと思っていた。そして、ちょうど日本に行く機会を得た。素晴らしい1年だったよ」と明かすトーレス。新しい刺激を求めていたなか、日本からのオファーは渡りに船だったようだ。

 日本での異国ライフは快適そのものだったという。トーレスは「プライバシーと人々のリスペクトのおかげもあって、子供と一緒にショッピングセンターに行って食事したり、通りを歩いたり、自転車で移動したりすることもできた」と語り、何気ない日常生活を堪能したようだ。「ここ(スペイン)では、あり得ないような経験だった。だから、本当に楽しかった」と吐露している。

 引退後は母国スペインを拠点に活動し、鳥栖のアドバイザーとしても貢献しているトーレス。今後も日本サッカーの発展に尽力してくれそうだ。

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