「可能性があるとは思えない」 元英代表DFキャラガー氏、マンUが“チェルシー以上”と主張

元イングランド代表DFジェイミー・キャラガー氏【写真:Getty Images】
元イングランド代表DFジェイミー・キャラガー氏【写真:Getty Images】

チェルシーはハフェルツやヴェルナーを獲得したが、適応できるか不透明だと見解

 リバプールのレジェンドである元イングランド代表DFジェイミー・キャラガー氏が、2020-21シーズンではマンチェスター・ユナイテッドのほうがチェルシーよりも高順位に入るだろうと予想している。英紙「デイリー・エクスプレス」が伝えた。

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 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)によりリーグの一時中断を強いられた昨季、チェルシーは最終的に4位フィニッシュ。第36節まではユナイテッドより上位を守ってきたものの、最後の最後で勝ち点「66」で並び、得失点差でユナイテッドに3位を譲る形となった。

 チェルシーのフランク・ランパード監督は新シーズンに向けて、約2億5000万ポンド(約345億円)を費やしてドイツ代表MFカイ・ハフェルツやドイツ代表FWティモ・ヴェルナーなどを獲得したが、キャラガー氏は英メディア「TEAMtalk」で、それでもなおユナイテッドのほうが優勢だとの見解を示した。

「中立な立場として、チェルシーは間違いなく、昨季に見たなかで最も興味深いチームだった。何度か大きな勝利があったし、トップ4入りしているにもかかわらず、大敗した試合もいくつかあった。チェルシーはシーズンを通して、たくさん失点したと同時にたくさんゴールも挙げた。(今夏の移籍マーケットで)何人か良い選手と契約したものの、その全員をすぐにチームにフィットさせるのは簡単なことではない。ハフェルツやヴェルナー、その他の選手がどのようにしてイングランドのサッカーに適応するのか分からない」

 キャラガー氏はチェルシーが抱える大きな問題として「GK」に言及。昨季、リーグ3位の69ゴールを記録したチェルシーだが、一方で無失点試合は9回。失点数は「54」とトップ10チームのなかではワーストだった。

「いくら前線の選手を買ったとしても、マンチェスター・シティやリバプールに近づける可能性があるとはまったく思えない。だから、きっとマンチェスター・ユナイテッドのほうが高い順位になると思う」

 フランス1部レンヌのセネガル代表GKエドゥアール・メンディ獲得が目前と報じられているチェルシーは、新シーズンでは懸念される失点数を減らせるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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