サッカー史上「最も“ダサかった”ユニフォーム」を海外選出 衝撃デザインのワースト1位は?

ノリッジ・シティ(1992-94シーズン/左)とドルトムント(2006-07シーズン)のユニフォーム【写真:Getty Images】
ノリッジ・シティ(1992-94シーズン/左)とドルトムント(2006-07シーズン)のユニフォーム【写真:Getty Images】

「ESPN」がランキングを発表、サポーターが抗議デモを起こした一着も…

 新型コロナウイルスの影響で長い中断期間のあった2019-20シーズンが終了し、各クラブが新シーズンに向けて始動している。新ユニフォームも続々と発表され、先日にはユベントスがクラブ史上初となる大胆なオレンジカラーの3rdユニフォームや、マンチェスター・シティが「奇妙なデザイン」と評される3rdユニフォームを正式リリースして賛否を呼んだ。そうしたなか、米スポーツ専門局「ESPN」が「サッカー史上最も“ダサかった”ユニフォーム」ワースト39を特集している。

 38位にランクインしたのは、2013-14シーズンの3rdユニフォームとしてフランスのバスティアが着用したグリーンの迷彩柄ユニフォーム。記事では、バスティアがパリ・サンジェルマン(PSG)に0-4で完敗を喫した試合を引き合いに、「ハンターや武装メンバー以外でカモフラ柄で功を奏する人は少ない。バスティアの選手たちがピッチで互いの姿を見られなくても当然。驚くべきは、翌シーズンもカモフラ柄を採用したこと。なぜ人々は学ばないんだ?」と綴っている。

 29位には1996-97シーズンのストーク・シティ(イングランド)のアウェーユニフォームが入った。水色と紺のユニフォームで、上半身には影を付けた立体的なテキストで「STOKE」の文字が大きく入っているが、同記事はこれを「ストーク・シティは、人々が選手たちのことを覚えているか不安に思っていたに違いない。そうでなければ、初期のWindowsのスクリーンセーバーのような影付きの文字で巨大な“STOKE”を入れようとは考えないだろう。残念ながら、あまりにも文字が大きすぎて一部分しか見ることができなかったけれども」と皮肉った。

 28位に入ったスペイン最古のクラブ、レクレアティーボ・ウェルバのアウェーユニフォームも独特だった。赤に白のドット柄のデザインについて、「メーカーのヒュンメルはおそらくミニーマウスの大ファンだったことだろうと考えざるを得ない」と指摘。サポーターが当時、「あまりに雑な仕事に抗議し、デザインを変えるようデモまで起こしたが、クラブ側はこれを『革新的』として相手にしなかった」という。

 26位には『進撃の巨人』を連想させるような人体筋肉柄でインパクト抜群だったパレンシア(スペイン)の2016-17シーズンのホームユニフォーム。22位にはファンからの大反対を受けて、後にクラブ側がチームカラーは「黒と黄色」という新規約まで定めることとなったドルトムントの“白と黄色”のホームユニフォーム(06-07)、21位には、蝶ネクタイに袖ボタンまでプリントされた斬新なタキシード柄だったクルトゥラル・レオネサ(スペイン)の15-16シーズンのホーム&アウェーユニフォームが選ばれ、12位のロルカ(スペイン)が13-14シーズンのアウェー用で採用した「ブロッコリー柄」もインパクト大だ。

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