スアレスやブスケッツも退団候補!? バルサ会長が挙げた今夏の“移籍不可選手”とは?

(左から)ブスケッツ、スアレス、メッシ、セメド、グリーズマン【写真:Getty Images & AP】
(左から)ブスケッツ、スアレス、メッシ、セメド、グリーズマン【写真:Getty Images & AP】

バルトメウ会長はセメドを移籍不可にし、スアレスやブスケッツ、S・ロベルトを外す

 バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長が、クラブ公式チャンネル「バルサTV」のインタビューで、今夏のマーケットにおける“移籍不可”の選手を明言しているが、そこにはいくつかのサプライズがあったという。スペイン紙「スポルト」が報じている。

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 UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝でバイエルンに2-8と歴史的大敗を喫し、12シーズンの無冠が決まったバルセロナ。キケ・セティエン監督の解任を早々に決めただけでなく、主力選手に移籍の噂が報じられるなどチームは変革の予感を漂わせている。

 そうしたなかで、クラブのトップであるバルトメウ会長は、今夏のマーケットで移籍することはない選手として「レオ・メッシ、(マルク=アンドレ・)テア・シュテーゲン、(クレマン・)ラングレ、(ネルソン・)セメド、(フレンキー・)デ・ヨング、(アントワーヌ・)グリーズマン」と6人の名前を挙げた。

 マンチェスター・シティへの移籍報道があった大黒柱メッシをはじめ、昨夏に大枚をはたいて獲得したフランス代表FWグリーズマンや中盤の要であるオランダ代表MFデ・ヨングらはチームに残ると主張している。

 その一方で、新戦力獲得時のトレード要員と予想されることが多かった右サイドバックのセメドが含まれたのは、やや意外なチョイスとして映る。「スポルト」紙は「バルトメウによる、驚くべき移籍不可リスト」との見出しで報じた記事のなかで、「セメドは驚きの名前だ」とポルトガル代表DFがそのリストに入っていることをサプライズの一つに指摘している。

 さらに同紙は「大切なことは、バルトメウがこのグループに(セルヒオ・)ブスケッツ、セルジ・ロベルト、ルイス・スアレス、ジョルディ・アルバを含めなかったことだ」とも指摘。ブスケッツやスアレスといった中心選手がリストに含まれなかったことも驚きとして伝えている。

 同会長は新型コロナウイルスによる打撃でクラブは3億ユーロ(約377億円)を超える大きな損失を被るとの予想も明らかにしているだけに、選手の放出は避けられない状況。インテルのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスやマンチェスター・シティのスペイン人DFエリック・ガルシアの獲得も噂されているバルサだが、それと引き換えにチームを去る選手が誰になるのかも今夏の注目ポイントとなりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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