チェルシー監督、伊代表MFジョルジーニョの放出望まず 「彼に不満は全くないんだ」

チェルシーのランパード監督(左)がジョルジーニョについて言及【写真:Getty Images】
チェルシーのランパード監督(左)がジョルジーニョについて言及【写真:Getty Images】

ユベントスやインテルが浮上するジョルジーニョに対し、ランパード監督が胸中を吐露

 チェルシーのイタリア代表MFジョルジーニョは、今季終了後にユベントスやインテルといった母国セリエAの強豪クラブが獲得に乗り出すとされるが、フランク・ランパード監督が放出を避けたい意向を語った。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。

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 ジョルジーニョはチェルシーに、ナポリ時代に指導を受けたマウリツィオ・サッリ監督が就任するのに合わせるようにして移籍した。一方でサッリ監督はすでにチェルシーを去り、現在はユベントスを率いている。また、インテルを率いるアントニオ・コンテ監督もまたジョルジーニョを高く評価しているとされてきた。

 そうしたなかで、ランパード監督は絶対的な存在として起用しているわけではないことを釈明しつつ、放出の判断をクラブが下さないように求めた。

「彼に対して不満は全くないんだ。ただ、中盤には多くのレベルの高い選手がいる。カンテ、グリモア、ジョルジーニョ、コバチッチと揃っているんだ。そして、少し前のポジションだがマウント、バークリー、ロフタスチークがいる。常に誰かが残念に思い、ピッチの外に立つ。今はたまたまそれがジョルジーニョだけれども、私にとって彼はチームの基礎だ。数試合外れたからと言って、もうプランの中に戻ってこないという意味ではない」

 ランパード監督はこう語り、ジョルジーニョの起用減少が移籍への足音であるという風聞を牽制した。先日には、チェルシーは6000万ユーロ(約72億円)のオファーなら放出するという報道もあったが、ランパード監督はそれを望んでいないと明言している。
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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