闘莉王が遠藤を称賛、“J1歴代1位”に導いた二つの凄みとは? 「ヤットさんしかできない」

J1歴代最多632試合出場の遠藤保仁(左)を田中マルクス闘莉王氏が絶賛【写真:Getty Images】
J1歴代最多632試合出場の遠藤保仁(左)を田中マルクス闘莉王氏が絶賛【写真:Getty Images】

遠藤のJ1歴代最多632試合出場に言及 「ナラさんの記録は誰も破れないと…」

 ガンバ大阪の元日本代表MF遠藤保仁が4日に行われたJ1リーグ第2節セレッソ大阪戦(1-2)に先発し、J1最多出場記録を632試合に更新。元日本代表GK楢﨑正剛氏を抜いて単独トップとなった。日本代表時代にチームメートだった田中マルクス闘莉王氏は、快挙達成に導いた“二つの凄み”を自身の公式インスタグラムで指摘している。

 昨季限りで現役を引退した闘莉王氏は、ブラジルで牧場経営などの実業家として活躍する一方、YouTubeチャンネル「闘莉王TV」でほのぼのとしたブラジル生活の様子を発信し、話題を呼んでいる。

 そんななか、自身の公式インスタグラムを更新し、2010年南アフリカ・ワールドカップで共闘した40歳のプレーメーカーの金字塔達成を祝福した。

「ナラさんの記録は正直なところ、誰も破れないと思っていた」と、楢﨑氏が持っていた631試合出場という記録の偉大さを綴った一方、遠藤について「技術的に素晴らしいのでプレーに無理がない。だから、怪我もしない。ポジショニングが素晴らしいので、スピードを上げる必要がない」と指摘。卓越した技術面が“無事これ名馬”の理由であるとしたうえで、優れたポジショニングこそがベテランになっても活躍できる理由だと分析している。

「プレースタイル的にはヤットさんしかできない記録だったと思う」

 二つの凄みを解説した闘将は、不惑にしてなお健在の遠藤にエールを送っていた。

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