ランパード監督、113億円の大型補強に胸中 「プレッシャーが増すならば望むところ」

チェルシーのフランク・ランパード監督【写真:Getty Images】
チェルシーのフランク・ランパード監督【写真:Getty Images】

新戦力のヴェルナー、ジエクにも「適応の時間は必要」と見解

 新型コロナウイルスの影響もあり、今年は多くのクラブが補強を躊躇している。そんななか、チェルシーはアヤックスからモロッコ代表FWハキム・ジエク、RBライプツィヒからドイツ代表FWティモ・ヴェルナーを獲得。新戦力に大金を使っていることで、フランク・ランパード監督は、自身にかかるプレッシャーが増していることを認めている。英紙「デイリー・ミラー」が報じた。

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 ランパード監督が就任した昨夏、チェルシーは補強禁止処分を受けており、新戦力は獲得できなかった。2020年1月の移籍市場でも補強を行わず、指揮官はアカデミー育ちの若手を起用して結果を残してきた。しかしその後、クラブはジエクの獲得に3800万ポンド(約50億円)、ヴェルナーの獲得には4800万ポンド(約63億円)を費やす。これにより、ランパード監督は自身に懸かる期待も高まることを自覚していた。

「もしかしたらプレッシャーは変わってくるかもしれないね。私たちが費やした金額はその理由になり得るし、それは理解できる。でも、この仕事をやっていればプレッシャーは常にあるものだ。選手を獲得すれば、より良くなることが期待されるし、私たちはそれを示さなければいけない。それは獲得した選手たちの役割であり、同時に私の仕事でもある。だから、プレッシャーが増すならばそれは望むところだ」

 チェルシーはリーグ中断時点で、2位のマンチェスター・シティとは勝ち点差「12」、首位のリバプールとは勝ち点「34」の差をつけられていた。

 この2クラブとの差について、ランパード監督は「ここ数年のリバプールとシティのパフォーマンスを見れば、私たちが上位を目指すには大きな差があることは明らかだ。その差を埋めるために、努力を続けなければいけない。同時に新たに加入する2人には、適応する時間を与えることも必要だ。ただ、彼らの質の高さを信じているし、そんなに時間はかからないと思う。いずれにしても、上位のクラブとのギャップを埋めるために仕事を続けていきたい」と、現時点では大きな差があることを認めている。

 2選手の加入が決まり、今季はトップ4入りを逃せなくなった。チェルシーは頻繁に指揮官が代わることでも知られているが、ランパード監督は長期政権を築くことができるだろうか。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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