2戦連続アシストの鎌田大地、ブンデス公式“今節ベスト11”選出 1対1の勝率「50%超え」

フランクフルトMF鎌田大地がベストイレブンに選出【写真:Getty Images】
フランクフルトMF鎌田大地がベストイレブンに選出【写真:Getty Images】

シャルケ戦で先制点をアシスト、チーム最多5本のシュートで存在感示す

 フランクフルト所属の日本代表MF鎌田大地が、ブンデスリーガ公式サイトで第32節のベストイレブンに選出された。

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 鎌田は17日に行われたシャルケ戦(2-1)に2トップの一角で先発出場すると、前半28分にはカウンターの流れから左サイドで相手守備陣の背後に抜け出し、素早く中央にいたポルトガル代表FWアンドレ・シルバにパスを送り、同選手の先制ゴールを演出。前節ヘルタ戦(4-1)に続き、2試合連続のアシストとなった。その後も相手のDFと中盤の間でボールを受けてのチャンスメークや、積極的なシュートなどで存在感を放ち、チームの勝利に貢献した。

 鎌田のパフォーマンスについて、ブンデス公式サイトは「チーム最多となる5本のシュートを放ち、さらにシルバへのアシストでチームに先制点をもたらした。相手選手との1対1の場面もチーム最多の26回で、50%を超える勝率を記録した」と評価。鎌田はドイツ代表MFカイ・ハフェルツ(レバークーゼン)や、今節2ゴールをあげたヨナス・ホフマン(ボルシアMG)らとともに、ミッドフィールダー部門でベストイレブンの1人に名を連ねた。

 リーグ戦中断前には不振に陥り、残留争いに巻き込まれる可能性も囁かれていたフランクフルトだったが、元日本代表MF長谷部誠を3バックの中央に配した従来の布陣を再び採用するようになってから、直近のリーグ戦6試合で4勝1分1敗と好成績を収めて立て直しに成功した。鎌田自身もこの6試合で2ゴール3アシストと結果を出しており、チーム内で確たる地位を築きつつある。残りのリーグ戦2試合でも、同選手がフランクフルトの攻撃のカギを握りそうだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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