イブラヒモビッチがミラン退団へ 関係修復は“不可能”…母国クラブ復帰が既定路線

スウェーデンへの移籍も噂されるミランFWズラタン・イブラヒモビッチ【写真:Getty Images】
スウェーデンへの移籍も噂されるミランFWズラタン・イブラヒモビッチ【写真:Getty Images】

共同オーナーを務めるスウェーデンのハンマルビーIF移籍が浮上

 元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチは今季限りでACミランを退団し、自身が共同オーナーを務めるスウェーデンのハンマルビーIFに移籍する可能性が浮上している。

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 イブラヒモビッチは昨年、アメリカのLAギャラクシーを退団後にミランと契約を交わし、約7年半ぶりの古巣復帰を果たした。加入後、セリエAで8試合3得点の結果を残し、38歳という年齢を感じさせないプレーを披露していた。

 しかし、ミランは経営権を持つ米ファンド「エリオット・マネジメント」と昨年1月にアーセナルからやってきたイヴァン・ガジディス最高経営責任者(CEO)が来季の監督人事を巡って、ズボニミール・ボバン氏やパオロ・マルディーニ氏ら強化部と対立。その後、イブラヒモビッチの獲得に尽力したボバン氏がクラブを去るなど内紛問題が起きていた。こうした騒動もあり、イブラヒモビッチにも再び移籍の噂が浮上していた。

 イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」によれば、イブラヒモビッチとミランの関係はすでに修復不可能な状況のようで、契約延長の可能性も限りなく薄い状況となったという。そして今季終了後に退団し、母国スウェーデンに戻る可能性が浮上しているという。

 イブラヒモビッチはスウェーデンのマルメでプロデビューを飾ったが、新天地候補となっているのは同じスウェーデンのハンマルビーIFだ。イブラヒモビッチは現在同クラブの共同オーナーの1人で、加入は既定路線のようだ。

 新型コロナウイルスの影響で中断していた今シーズンの完了まではミランでのプレーに尽力する姿勢だというイブラヒモビッチだが、今年1月に始まったミランでの再挑戦は1年にも満たない期間で終わりを迎えることになりそうだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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