日本代表主将・吉田麻也が久保建英を絶賛 「新世代の選手」「大きな期待が懸かる」

日本代表主将の吉田麻也(右)が久保建英を絶賛【写真:Getty Images】
日本代表主将の吉田麻也(右)が久保建英を絶賛【写真:Getty Images】

時差との闘いを含め、コンディション維持の重要性を語る

 日本代表DF吉田麻也が米スポーツ専門局「ESPN」のインタビューに英語で応じ、アジアのサッカーレベルが高まるとともに、日本代表MF久保建英(マジョルカ)のような選手が新たな時代を切り開いていくと語った。

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 日本代表のキャプテンを務める吉田は、森保ジャパンにおいて不可欠な存在であり続けている。これまで日本や韓国はアジアを代表する強豪だったが、マレーシアやベトナムといった国々のレベルが徐々に接近しているとコメントしている。

「レベルの差は徐々に小さくなっていると思う。前回のアジアカップでもベトナムと対戦して(1-0で)勝ったけれど、7、8年前はもっと簡単に勝つことができた。でも、今はより難しくなっている。タイも多くのお金をかけているし、W杯で日本を率いた日本人監督(西野朗)を招聘した」と、アジアの各国が投資を行い、強化にも力を入れていることを挙げて、アジア諸国のレベルアップを説明した。

 2018年のロシアW杯で、日本は決勝トーナメント1回戦でベルギー相手に後半24分まで2-0でリードしながらも2-3で敗れた。その後、日本代表はMF長谷部誠(フランクフルト)やMF本田圭佑(ボタフォゴ)といった選手が代表を引退し、主力の入れ替わりが起きた。

 彼らに代わってMF南野拓実(リバプール)、MF堂安律(PSV)、DF冨安健洋(ボローニャ)といった選手たちが台頭。さらに久保は18差という年齢で名門レアル・マドリードと契約を結んだ。こうした若手について、吉田は「10年前と比べると、サッカーの市場に出る選手たちは、どんどん若くなっていて、(移籍金も)どんどん高騰している。彼らは日本サッカー界だけではなく、アジアのサッカー界にとっても大きな未来だ」と、自身の考えを述べている。

「特に建英は、すでにスペイン語も上手に話すことができる。これはスペインをはじめ、ヨーロッパでプレーするうえで、大きなアドバンテージだ。これまで、そういう選手は日本にいなかったから、新しい世代だと思う。彼の肩には、大きな期待が懸けられている。彼だけではなく、若い有能な他の選手たちもね。さらに代表でもいいプレーを見せなければいけない。移動は増え、時差にも悩まされる。代表でのプレーはプレッシャーも大きい。代表とクラブの二つで、厳しい戦いに身を置くことになるけれど、彼らがすべての試合に、シーズンを通して100%のコンディションで臨めることを期待しているよ」

 アジア全体のレベルアップが進んでいるなかで、久保のような日本にも新たな時代の選手が登場したと話した吉田。今やW杯の常連国ともなった日本だが、アジアのなかで今後も強豪国の一つであり続けることができるだろうか。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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