マジョルカMFラゴ・ジュニオールが久保について言及　「当初、適応に苦労した」

　スペイン1部マジョルカの日本代表MF久保建英は現地時間13日のリーグ再開初戦・バルセロナ戦で先発が予想されているなか、チームメートのコートジボワール人MFラゴ・ジュニオールが「レアルで居場所を見つけることが可能なレベル」と19歳の日本人アタッカーを絶賛している。スペイン紙「エル・エスパニョール」が伝えた。

　新型コロナウイルスの影響で中断していたスペインのリーガ・エスパニョーラだが、欧州主要リーグ同様、再開が決定。降格圏の17位と苦戦するマジョルカは、13日の第27節で首位バルセロナを本拠地に迎え撃つ。現地紙「マルカ」のスタメン予想で久保は左サイドハーフに入っており、右ウイング起用と見られる相手のエースFWリオネル・メッシと同サイドでのマッチアップも見どころの一つとなりそうだ。

　そんななか、マジョルカで共闘するラゴ・ジュニオールが現地紙「エル・エスパニョール」の取材に応じ、リーグ再開を前にした心境を吐露。「バルセロナに勝つための唯一の方法は、カウンター攻撃に出ること」と語るなど、金星へのイメージを膨らませている。

　その一方、去就話で連日のように各国メディアに取り上げられている久保について言及。6月4日に19歳となったばかりの若武者は、いまやチームに不可欠の存在となっているが、ラゴ・ジュニオールは間近で見てきた印象を語る。

「タケは当初、我々のシステム、特にスペインサッカーへの適応に苦労した。最初の数節は苦労したが、今は問題なくレアル・マドリードで居場所を見つけることが可能なレベルにあると見ている」