Jリーグ、国際Aマッチウィークは”A代表優先” 「不公平を飲み込んでも試合を継続」

6月15日にはJ1の第2節~第13節の対戦カードが発表(写真はイメージです)【写真:Getty Images】
6月15日にはJ1の第2節~第13節の対戦カードが発表(写真はイメージです)【写真:Getty Images】

第6回実行委員会を開催…会見に村井チェアマンが出席

 Jリーグは9日に第6回実行委員会を行い、村井満チェアマンがウェブ会見に出席した。実行委員会では7月10日から観客を動員していき、8月1日には新型コロナウイルスの感染状況を見つつ50%の動員を目指す。

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 日本中に蔓延する新型コロナウイルスの影響で、Jリーグは2月にJ1、J2の開幕節を迎えたあと、中断が決定。その後、4月25日にJ3、5月2日にJ2、5月9日にJ1が再開予定だったが、4月3日に白紙に戻すことで合意した。また4月から5月にかけて政府から緊急事態宣言が出されたため、再開時期は未定のままだった。

 そんななか、緊急事態宣言も解除され、ようやく再開日程が決定。すでに各クラブは入念なウイルス対策を講じて、練習を再開している。選手のフィジカル的な負担も考慮して、1カ月以上の練習期間を確保したうえで、リーグ戦は6月27日にJ2とJ3から始め、J1は7月4日から行う予定だ。

 再開は無観客で行われるものの、7月10日から観客を5000人またはスタジアムの50%(人数の小さいほう)、8月1日からは50%の動員を目指すという。政府のガイドラインに従って定められたもので、感染状況を見つつ、対応していくこととなる。

 また、選手・監督・スタッフ・コーチなどを対象にした第1回PCR検査は6月20日を目途に行われる模様。6月15日にはJ1の第2節~第13節の対戦カードが発表され、第14~第34節は8月上旬、10月初旬に分割して発表が予定されている。

 そのなかで、国際Aマッチウィークにもリーグ戦が開催されることになるが、カタール・ワールドカップ・アジア予選を戦うことになるA代表が”優先”され、リーグ戦は選手を欠いたまま進行される。村井チェアマンは「戦力の変更があるけど、不公平を飲み込んでも試合を継続していく」と説明。過密日程のなか、シーズン完結を目指すことになる。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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