「オレらを超えるコンビは…」 闘莉王、日本代表“最強の盟友”中澤を称賛「これぞCB」

闘莉王(右)が日本代表時代コンビを組んだCB中澤佑二を称賛【写真:Getty Images】
闘莉王(右)が日本代表時代コンビを組んだCB中澤佑二を称賛【写真:Getty Images】

公式インスタグラムで引退会見での2ショットを公開

 昨季限りで現役を引退した元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏が公式インスタグラムを更新し、2010年南アフリカ・ワールドカップ(W杯)で鉄壁のコンビを組んだ元相棒の中澤佑二氏を改めて称賛。「オレらを超えるコンビは日本で簡単に出てこないと思う」と断言している。

 昨年12月に都内で引退会見を開いた闘莉王氏。涙をにじませるなど万感の会見の最後を飾った一枚を、公式インスタグラムで紹介した。

「東京にいたはずのユウジさんが自分の引退会見にギリギリで間に合ったことはいい思い出」

 会見終了寸前でギリギリ駆け込んだ盟友を振り返った闘将は、公式YouTubeチャンネル「闘莉王TV」の最新話で「最強センターバック(CB)ベスト3」を特集。この企画で惜しくも選外になったのが、中澤氏だったという。

「闘莉王TVの最強のセンターバック3人企画で、ギリギリまで悩んだのもユウジさん。とにかく欠点が少ないし、これぞセンターバックというプレーヤーだった」

 CBとして欠点が見当たらないと評価したうえで、「正々堂々としたマッチアップも楽しみだった」と、浦和レッズや名古屋グランパス在籍時にセットプレーなどで繰り広げたファウルなしの攻防も振り返っていた。

「オレらを超えるコンビは日本で簡単に出てこないと思う」

 ベスト16に進出した南アフリカW杯では、4試合でわずか2失点。うち1点は味方が献上したPKで失ったものだった。鉄壁と呼ぶにふさわしいコンビを超える存在は今後、日本代表に台頭してくるのだろうか。

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