智将ビラス・ボアス、Jリーグ行き意欲 「日本でのエキゾチックな経験を考えると…」

マルセイユのアンドレ・ビラス・ボアス監督が日本行きを示唆【写真:Getty Images】
マルセイユのアンドレ・ビラス・ボアス監督が日本行きを示唆【写真:Getty Images】

マルセイユを率いるビラス・ボアス監督が「将来計画」に言及 2024年に一区切り?

 今季、日本代表DF酒井宏樹が在籍するフランス1部マルセイユで指揮を指揮を執っているアンドレ・ビラス・ボアス監督が、将来のキャリアプランについて語った。2024年の監督業引退を示唆しつつ、「ブラジルか日本でのエキゾチックな経験を考えると…」とJリーグ行きの可能性に触れている。ポルトガル紙「レコルド」などが伝えた。

 ビラス・ボアス監督は、ジョゼ・モウリーニョ監督の下でアシスタントコーチとして手腕を発揮。モウリーニョ監督とポルト、チェルシー、インテルで共闘し、有能な右腕として支えた。その後、ビラス・ボアス監督もポルトで指揮官を務め、チェルシー、トッテナム、ゼニト、上海上港と渡り歩き、2019年からマルセイユを率いている。

 ビラス・ボアス監督は、古巣ポルト復帰の可能性について問われると、「不可能ではない」と断言。その一方、「監督としての4年間を考えると、マルセイユで残り1年、そして前にも言ったように、ブラジルや日本でのエキゾチックな経験を考えると、それ(ポルト復帰)は難しくなる」と語り、ブラジルか日本に渡る可能性を自ら示唆した。

 またフランス放送局「RMCスポーツ」は「ビラス・ボアスの将来計画」と報道。さらにビラス・ボアス監督が「4年間」という具体的な期間を口にしたことで、2024年を一つの区切りと見ており、「チェルシーの元監督は、2024年にキャリアを終了する可能性がある」と伝えている。

 かねてからJリーグ挑戦に意欲を見せ、その思いを口にしてきたビラス・ボアス監督。近い将来、Jクラブの監督として指揮する姿が見られるだろうか。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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