「悪魔の左足」衝撃再び 元ブラジル代表、強烈シュート回転“0角度”「どうやった?」

レアル時代のロベルト・カルロス【写真:Getty Images】
レアル時代のロベルト・カルロス【写真:Getty Images】

レアル時代のR・カルロスが決めた一撃に海外メディア注目 「不可能なゴールを決めた」

 元ブラジル代表DFロベルト・カルロスといえば、「悪魔の左足」と称された強烈かつ正確無比のキックが魅力の一つだが、それが存分に発揮されたのが22年前の“0角度弾”だ。海外メディアは衝撃のゴール映像を紹介し、「“不可能なゴール”を決めた」「でも、どうやった?」と伝えている。

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 当時レアル・マドリードに在籍していたR・カルロスの“伝説の一撃”として語り継がれているのは、1998年2月21日のコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)テネリフェ戦で生まれた。左サイドのスペースに鋭いパスが供給され、猛スピードで駆け上がったR・カルロスがゴールラインぎりぎりのところでボールに追いつく。トラップかダイレクトクロスが予想されるなかで、予想外のプレーを見せた。

 ラインを割ろうかというボールを思い切りよく左足でミートしたR・カルロス。「悪魔の左足」から放たれたボールには強烈なシュート回転がかかり、角度のない場所からゴールへ。相手GKの逆を突く見事な一撃が逆サイドのネットに突き刺さった。

 米スポーツ専門局「ESPN」ブラジル版は映像を紹介。さらに同局公式ツイッターでは「22年前、ロベルト・カルロスはテネリフェ戦で有名な“不可能なゴール”を決めた」と記し、「でも、どうやった?」「彼でさえ信じられなかった!」と驚きをもって伝えている。

 レアル公式インスタグラムも昨夏にゴール映像を公開。400万回以上も再生され、「狂気」「凄い」「宇宙人?」「なんて一撃だ」と称賛の嵐となっていた。ファンも驚愕した“0角度弾”は、多くの人の脳裏に焼き付いているに違いない。

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