名将ペップ「ベスト契約トップ10」を英メディア選出 ブンデス3連覇貢献のFWが1位

名将ペップ「ベスト契約トップ10」を英メディア選出【写真:Getty Images】
名将ペップ「ベスト契約トップ10」を英メディア選出【写真:Getty Images】

アウベス、ピケに次ぐ1位は、ドルトムントからフリーで獲得したレバンドフスキ

 マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は2007年に監督キャリアをスタートさせて以降、数々のトロフィーを獲得し、成功を収めてきた。そんな同監督はこれまで、数々の選手を獲得してきたが、英メディア「GIVE ME SPORT」は「ベスト契約トップ10」と見出しを打ち、紹介している。

 グアルディオラ監督は2008-09シーズンにバルセロナのBチームからトップチームの指揮官に昇格すると、就任1年目でいきなりスペインのクラブ史上初となる三冠を達成。バルセロナでは、計3回のリーガ・エスパニョーラ制覇や2度のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝など、数々のタイトルを獲得した。

 13年から指揮したバイエルン・ミュンヘンでもブンデス3連覇や二度のDFBポカール優勝など成功を収め、16-17シーズンからマンチェスター・シティへ。17-18シーズンには史上最多勝ち点でプレミアリーグを制覇するなど、イングランドでも結果を残してきている。

 タイトルだけでなく、これまでに多くの名選手も獲得してきた名将グアルディオラ監督。「GIVE ME SPORT」が選んだ「ベスト契約トップ10」には、現在シティで指導するドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンやポルトガル代表MFベルナルド・シウバ、フランス代表DFアイメリク・ラポルテなどの名前が挙げられた。

 トップ3に輝いたのは、ポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキ、元スペイン代表DFジェラール・ピケ、ブラジル代表DFダニエウ・アウベスの3名。

 2位ピケと3位アウベスは2008年、それぞれセビージャとマンチェスター・ユナイテッドからグアルディオラ監督率いるバルセロナに移籍。イングランドで適応できなかったピケは、同監督によりわずか450万ポンド(約5億9000万円)でスペインに復帰すると、それから12年間で531試合47得点と今でも世界最高のディフェンダーの1人として活躍している。一方、3195万ポンド(約41億8600万円)でバルセロナに加入したアウベスは、世界最高の右サイドバックの1人として確固たる地位を築き上げ、8シーズンで391試合21得点をマークした。

 そして、1位のレバンドフスキは2014年、グアルディオラ監督が指揮していたバイエルンにドルトムントからフリートランスファーで加入。同監督のブンデス3連覇に大きく貢献し、これまでに276試合出場231得点を挙げてきたことを考えると、一銭も支払わずに獲得できたのは、まさに「ベスト契約」だったと言えるだろう。

英メディア「GIVE ME SPORT」が選出したグアルディオラ監督の「ベスト契約トップ10」は以下の通り。

10位 MFイルカイ・ギュンドアン(ドルトムント→マンチェスター・シティ/2016年)
9位 MFベルナルド・シウバ(ASモナコ→マンチェスター・シティ/2017年)
8位 DFアイメリク・ラポルテ(アスレティック・ビルバオ→マンチェスター・シティ/2018年)
7位 MFチアゴ・アルカンタラ(バルセロナ→バイエルン・ミュンヘン/2013年)
6位 MFハビエル・マスチェラーノ(リバプール→バルセロナ/2010年)
5位 DFヨシュア・キミッヒ(シュツットガルト→バイエルン・ミュンヘン/2015年)
4位 GKエデルソン(ベンフィカ→マンチェスター・シティ/2017年)
3位 DFダニエウ・アウベス(セビージャ→バルセロナ/2008年)
2位 DFジェラール・ピケ(マンチェスター・ユナイテッド→バルセロナ/2008年)
1位 FWロベルト・レバンドフスキ(ドルトムント→バイエルン・ミュンヘン/2014年)

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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