PSG会長、「世界のサッカー界で影響力を持つ50人」の1位選出 日本人で唯一ランクインは?

PSGのナセル・アル=ケライフィ会長【写真:Getty Images】
PSGのナセル・アル=ケライフィ会長【写真:Getty Images】

「フランス・フットボール」誌選定の「世界のサッカー界で最も影響力を持つ50人」が発表

 フランスのサッカー専門誌「フランス・フットボール」が19日、「世界のサッカー界で最も影響力を持つ50人」を選出。1位にはパリ・サンジェルマン(PSG)のナセル・アル=ケライフィ会長が輝いた。

「フランス・フットボール」誌は、世界のサッカー界で最も影響力を持つ50人を選定。数々のスター選手や監督、組織のトップなどが選ばれるなかで、3位にはFIFA(国際サッカー連盟)のジャンニ・インファンティーノ会長、2位にはユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが名を連ねた。そして1位には、PSGのケライフィ会長が輝いた。ケライフィ会長はクラブをフランス国内だけでなく、世界的に成功したブランドとして発展させた功績を認められたという。

 “独特な影響力”を持つケライフィ会長は、PSGのトップを務めるだけでなく、5500万人の視聴者を持つ放送局の社長でもあり、2022年ワールドカップ(W杯)を開催するカタール政府の関係者でもある。9年前にPSGへやって来て、“革命”に尽力。2011年にはユニフォーム販売数4万4000枚ほどだったが、19年には100万枚以上を売り上げるまでに成長させた。

 今回の選出にケライフィ会長は「影響力とは、人々の関心を引くためのただの虚栄心に過ぎない」とし、かつてPSGに在籍したスター選手たちについても言及。ACミランの元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチについては「常に頼れて必要な瞬間に役割を果たす」とし、元イングランド代表MFデイビッド・ベッカム氏については「少年少女たちにとって最高のロールモデル」と称えた。

 今回2位に選出されたC・ロナウドについては、「常に自身の限界を克服する選手で、終わりを知らない能力は尊敬に値する」と絶賛。ケライフィ会長の謙虚な姿勢こそが、世界に大きな影響を与えるのかもしれない。

 また、40位にはヴィッセル神戸の三木谷浩史会長が日本人で唯一選出された。

 「フランス・フットボール」誌が選出した「世界のサッカー界で最も影響力を持つ人物」トップ10は以下のとおり

1位 ナセル・アル=ケライフィ(PSG会長)
2位 クリスティアーノ・ロナウド(ユベントス/ポルトガル代表)
3位 ジャンニ・インファンティーノ(FIFA会長)
4位 ユルゲン・クロップ(リバプール監督)
5位 ジョルジュ・メンデス(代理人)
6位 アンドレア・アニェッリ(ユベントス会長)
7位 リオネル・メッシ(バルセロナ/アルゼンチン代表)
8位 フロレンティーノ・ペレス(レアル・マドリード会長)
9位 ミーガン・ラピノー(レインFC/アメリカ女子代表)
10位 スイス連邦最高裁判所

(FOOTBALL ZONE編集部)



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