6日に新型コロナウイルスの確認検査を受け、9日にクラブ施設で個人練習を再開

　スペイン1部マジョルカが現地時間9日、個人トレーニングを再開した。クラブ公式YouTubeチャンネルやインスタグラムでは日本代表MF久保建英が外でボールを蹴れる喜びを噛み締めるように、笑顔でドリブルする様子をアップ。軽快なテクニックに「ピュア・マジック」「ゴッド（神）」など海外ファンからも声が上がっている。

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　スペイン政府は4月末に段階的なロックダウン（都市封鎖）解除の方針を示し、各クラブが新型コロナウイルスの確認検査を実施。マジョルカは久保ら所属選手が6日に粘膜や口内の唾液の採取、採血などを受けたことがクラブ公式SNSでも報告されていた。

　ウイルス感染者は確認されなかったようで、クラブ公式SNSでは9日に練習が再開した様子が公開されている。「ソン・ビビローニ（マジョルカの練習場）にて」と綴られたインスタグラムの投稿では、他の選手と距離を取りながらドリブルする姿を収録。途中、右足裏でボールを引き、体を捻りながら左足インサイドで進行方向に蹴り出す軽快なテクニックを披露している。

　これには、海外ファンから「クラック」「ピュア・マジック（純粋な魔法）」「将来のマドリードのプレーヤー」「彼にもっと出場時間を」「ゴッド（神）」といった声が上がったほか、日本人ファンも「上手すぎ」「かっこいい」などとコメントしている。

　またクラブ公式YouTubeチャンネルでは、「タケがピッチでの練習を再開」と題された2分22秒の動画をアップ。久々の芝やボールタッチの感覚を確かめる姿が印象的な内容となっている。

　リーガ・エスパニョーラは6月再開を目指していると報じられている。ファンも久保がプレーする姿を一日も早く見たいところだろう。