なでしこ熊谷、「スター・ウォーズの日」に“センター起用” 「私勇者ってことでいい?」

リヨンに所属する日本代表DF熊谷紗希【写真:Getty Images】
リヨンに所属する日本代表DF熊谷紗希【写真:Getty Images】

AFCが公式SNSで「スター・ウォーズ」とのコラボ画像を公開

 AFC(アジアサッカー連盟)公式インスタグラムが4日、「スター・ウォーズの日」にちなんで”コラ画像”を公開した。5月4日は、名作「スター・ウォーズ」の作品中の名言「May the Force be with you.(フォースと共にあらんことを)」から制定され、「スター・ウォーズの日」とされている。AFC公式は「Happy Intergalactic Star Wars Day!!!!!!(ハッピー銀河系スター・ウォーズの日)」と綴って、なでしこジャパン(日本女子代表)の主将DF熊谷紗希(リヨン)をセンターで起用。日本代表DF槙野智章(浦和レッズ)も登場している。

 フランス1部リヨンで活躍する熊谷は、昨季のアジア年間最優秀女子選手賞を初めて受賞。昨年開催されたフランス女子ワールドカップ(W杯)になでしこジャパンの主将として出場し、世代交代を進めるチームを“ベテラン”として束ねてベスト16へと牽引した。常盤木学園高の2年時の2008年にA代表に初選出され、優勝した11年のドイツ女子W杯ではセンターバックのレギュラーとして活躍。昨年11月10日に行われた国際親善試合の南アフリカ戦(2-0)ではA代表初ゴールを記録した。クラブでも“欧州最強”との呼び声が高いフランスのリヨンで存在感を発揮しており、昨年の女子W杯では国際サッカー連盟(FIFA)が、大会に出場するスター選手の1人として紹介するなど、世界的な評価も高かった。

 アジアを代表する選手として女子サッカー界を牽引する熊谷だが、今回AFCは”コラ画像”でセンターに起用。4日に迎えた「スター・ウォーズの日」にちなんで、アジアで活躍する選手と名作がコラボし、メインキャラクターの「レイ」役に熊谷が起用されている。昨季、アジア年間最優秀選手の最終候補3人に残った槙野も登場した。

 これに熊谷は公式インスタグラムで反応。ストーリー(24時間で自動削除される写真・動画)を利用して「えーっと、、、なんだろこれ スターウォーズ見たことないから全然わからないんですけど、私勇者ってことでいいですか? あれ?まさかの悪者? むしろスターウォーズで合ってるのかな?」と、”不安”な様子。「面白いからなんでもいいんだけど、なんか選出ありがとうございます」と、まさかの起用に驚いたようだ。

 新型コロナウイルスの影響を受け、世界中でリーグ戦が中断するなかで、熊谷は今季もアジアを牽引する選手として注目を受けているようだ。

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