久保建英、欧州5大リーグ10代「アシスト未遂」3位 ピルロ後継者、神足スターと選出

プレシアMFサンドロ・トナーリ、マジョルカMF久保建英、バイエルンDFアルフォンソ・デイヴィス【写真:Getty Images】
プレシアMFサンドロ・トナーリ、マジョルカMF久保建英、バイエルンDFアルフォンソ・デイヴィス【写真:Getty Images】

キーパス20本で久保が3位にランクイン、データが物語る今季の好パフォーマンス

 マジョルカの日本代表MF久保建英は今季リーグ戦で24試合に出場して3ゴール2アシストの結果を残しているなか、英サッカーデータサイト「Whoscored.com」が欧州5大リーグ10代選手の中からキーパスのランキングを発表し、18歳の日本人アタッカーが堂々の3位にランクインしている。

 久保は19年夏にFC東京から名門レアル・マドリードへ完全移籍し、シーズン開幕後にマジョルカへ期限付き移籍。徐々に存在感を示すなかでスタメン出場が増え、チームに不可欠な存在となっている。

 そんな久保の好パフォーマンスを物語るデータが発表された。「Whoscored.com」公式ツイッターは、「今季の欧州5大リーグ10代選手のキーパス最多記録」と記してトップ3をリストアップしている。「キーパス」とは、絶妙なパスで決定的チャンスを演出しながらゴールに至らなかったプレーを指す。いわば「アシスト未遂」と言えるデータだ。

 そのなかでキーパス20本をマークし、3位にランクインしたのが久保だ。チームは18位と残留争いを強いられ、28得点(リーグ15位)・44失点(リーグ19位)と攻守ともに大きな課題を抱えている。久保は右サイドを主戦場に数多くのチャンスを作り出しており、チームメートがフイにする場面も少なくない。苦戦を強いられるマジョルカにおいて、久保の奮闘ぶりが見て取れる。

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